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新世界に根付いた文化☆通天閣歌謡劇場

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通天閣地下『スタジオ210」では、現在、松竹芸能が毎週土曜・日曜に漫才・落語などの寄席「通天閣劇場TENGEKI」、月曜にはNHK連続ドラマ小説「ふたりっ子」に登場するオーロラ輝子のモデルになった歌手・叶麗子さんなどが出演する『通天閣歌謡劇場』が1989年から開かれていますが、6月末で閉鎖されることになっているようです。

今のところ、通天閣からは、正式に地元(新世界町会連合会)への説明がなく、あくまでもテレビや新聞等で報道されていた内容だけで、詳しいことは解りません。

報道によると、「TENGEKI」は道頓堀の角座跡に7月末オープン予定の「道頓堀角座」に移ることになっています。

また、通天閣歌謡劇場も6月末で閉鎖されることになりました。

歌手・叶麗子さんは通天閣観光の西上社長に、ファンが始めた署名活動で集まった約700人分の署名を渡し、土下座をして「どんな形でもいいから劇場を存続してほしい」と涙声で訴えました。

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歌謡劇場は6月末で終了、地下ホ-ルは夏季はお化け屋敷として活用し、9月に補強工事に入り、その後の展開はまだ白紙だそうです。

通天閣の近隣のお店の方によると、「通天閣歌謡劇場」や「TENGEKI」のお客さんや関係者、出演者等の来店者が多かったので、店としてもダメージがあるという話でした。

また、新世界に根付いた文化が無くなることへの危機感もあります。

通天閣歌謡劇場に出演されている歌手の方々やファンの方々の気持ちを想うと胸が詰まります。

新世界は浪花人情の街だと思っています。

その中心である通天閣には、地元に根付いた文化を守り育てていく存在であってほしいし、誰からも愛される大阪のシンボルになってほしいと願う今日この頃です。

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