今年2013年は、新世界が誕生して101年になります。
誕生から101年を迎えた新世界には、他の街にはない大阪らしさ、レトロ感、人情味が漂います。
先日も掲載しましたが、新世界らしさを将来に向けて残し、多くの人に新世界の魅力を知ってもらうため、4月20日、『新世界 昭和村宣言』をいたします。
新世界には、作り物や企画でなく、そのままの昭和が残っています。
新世界に残る『昭和』をいくつか紹介しましょう。
★観光人力車
明治~昭和の初期(戦前)まで、移動手段として使われていました。
新世界では、観光人力車として復活、昭和レトロな町並みを楽しめます。
★イタリアンスパゲティ
イタリアンスパゲティ-は、イタリアには存在しないそうです。
しかし、昔、喫茶店などには、イタリアンスパゲティ-が存在してました。
ある喫茶店主によると、イタリアンスパゲティ-は日本で作り出した言葉で、新世界の喫茶店には、イタリアンスパゲティ-が存在します。
「ナポリタンと注文しても出てけえへんで。イタリアンやで!」
と、店主はおっしゃってました。
幻の「イタリアンスパゲティ-」、今では死語になっているようですが、昭和の喫茶文化が味わえます。
また、新世界の喫茶店では、最近では使われなくなった「冷コ-」「レスカ」という言葉が健在です。
★銭湯
今では少なくなった銭湯が、新世界のど真ん中、通天閣の真下にあります。
レトロな銭湯ラジウム温泉は創業以来57年営業を続けている老舗銭湯です。
★ジャンジャン横丁
商店街自体が昭和です。立ち飲み、ホルモン、串かつ、将棋、様々な庶民的「昭和」が残っています。
これだけではありません。
「昭和」を語れるものが、新世界には、まだまだたくさんあります。
是非、古き良き時代が蘇る、昭和の街「新世界」にお越し下さい。
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