創業80年以上を誇る喫茶「タマイチ」は、昭和の新世界名物『びっくりぜんざい』を復活させたお店としても、新聞やテレビで紹介されました。
これからの季節、小腹が減った時には『びっくりぜんざい』で温まって下さい。
ところで、喫茶タマイチに行った時、いつも気になることがあるんです。
写真のように、店内のソファーの奥行きが狭い。
座り心地がいいとは言えません。
その理由をオ-ナ-さんに聞いたところ、約30年程前にソファーの奥行きを狭くしたそうです。
若者や観光客でいっぱいの今の新世界と違い、当時の新世界は、こわい街とか、あぶない街とか言われていた時代でした。
酔っぱらいのお客さんもおられ、座り心地がいいソファーだと、横になって寝てしまう人がいてたそうです。
酔っぱらいのお客さんが寝にくいように、ソファーの奥行きを狭くしたそうです。
なるほど、聞いて納得!
当時の新世界の雰囲気が推察されます。
時代の移り変わり、町並みの変貌を振り返りながら、喫茶「タマイチ」でレスカ(レモンスカッシュ)を飲んでおりました。
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