先日も掲載しましたが、今年の新世界夏祭り『神輿•だんじり巡行』は、コロナ禍の状況を鑑み、中止になりました。
本来なら、7月22日に神輿•だんじり巡行をすることなっていて、おそらく昭和28年ごろから、廣田神社の夏祭りの一環として新世界で神輿•だんじり巡行が行われてきた伝統行事です。
これで3年連続の中止になりましたが、来年に向けて巡行を再開するためにも、来年まで神輿や太鼓を倉庫に眠らせておくよりも、外に出して、展示することで、新世界夏祭りの存在を示していこうと決まりました。
中止と決めた時は、コロナ感染者数も減少していて、巡行を復活しようという意見もありました。
最近は過去最高の感染者数が続き、特に学校での感染拡大が顕著になり、やっぱり中止にしてよかったかもしれませんね。
7月22日、3年ぶりに倉庫から出して通天閣の下まで運び、テントをたてて、神輿や太鼓を並べ、25日には撤収しました。
だんじりの設営や撤収だけでも、それらは全て"伝承"であり、経験値が必要なことが数多くあります。
3年も祭りを開催しなければ、伝承ができない部分が増え、いざ巡行を再開するときに、想定外の支障をきたすことがあるかもしれません。
今回、だんじりを設営、撤収しただけでも、作業に参加した人にとっては、忘れかけていたものを思い出したり、良い経験値になったと思います。
また、神輿、だんじりを展示していると、多くの人が写真を撮っていたそうです。
巡行は中止になりましたが、いろんな面で、設営•撤収だけでも行なって良かったと思います。
来月、2023年は新世界111周年を迎えます。
記念すべき年には、是非とも新世界夏祭り『神輿•だんじり巡行』を開催できることを期待しています。
写真は、2016年7月22日に開催した巡行の様子です。
アイドルグループによるギャル神輿も元気いっぱいです。
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