コロナ禍、新世界をはじめ、様々な商店街、繁華街では店舗の廃業や休業が目立ち、また、新しいオープンする店もあったり、街の様子が変貌する期間でもありました。
最近、新世界にも目立ってきたのがベトナム料理店です。
通天閣本通商店街にも新しくベトナム料理店がオープンしています。
『恵美須4専門店』と書かれてます。
4=フォー
と読みます。
ベトナム料理を代表する麺料理であるフォーの専門店です。
先日、お店の前にオーナーさんがおられたので、立話をしました。
オーナーさんは日本人で、話しやすい方でした。
ゴールデンウィーク、5月3日〜5日あたりはかなり忙しく、お店に来るお客さんの90%はベトナム人で、日本人は10%ぐらいだったそうです。
SNSでの情報発信によって、ベトナム人のお客さんが来てくれるそうです。
ベトナム人どうしのコミュニティが広く、ベトナム人どうしで行動するので、日本人とコミュニティを持つことが比較的少ない傾向があるようです。
オーナーさんもベトナム語はあまりわからないそうで、ベトナム語は世界でも難しい言語だそうで、それも日本人とコミュニケーションを取りにくい一因だとおっしゃってました。
すでに、うちの息子は何回か『恵美須4専門店』で食事をしたことがあるそうで、日本人でも食べやすい味になってると言って、気に入ってるようです。
ベトナム料理は、比較的薄味で、主食がコメであることから、日本人の口にあうと言われています。
以下、ネットで調べたことを抜粋しました。
日本は恒常的な人手不足により、近年建設現場や製造工場など様々な分野で外国人材を受け入れないと労働力を維持できない状況に陥っています。
ベトナム人は日本で様々な在留資格を持って働いていますが、もっとも多いのは技能実習生、その次留学生のアルバイト(資格外活動)、就労ビザ人材(技術・人文知識・国際業務)のような専門や技術分野のビザを持っている人材になります。
厚生労働省が発表している『「外国人雇用状況」の届出状況まとめ』によると、外国人労働者は166万人にのぼります(2019年時点)。そのなかで最も多いのは中国人ですが、近年ベトナム人が急増し、ついにベトナム人と中国人の数がほぼ同数になりました。
在留ベトナム人が『日本の生活上の不安』として最も多かったのが『日本人との交流機会の少なさ』でした。
この背景には、言語の壁、文化の違いによりベトナム人材が日本人と上手くコミュニケーションが取れない、またコミュニケーションができる機会がないという状況があるようです。
これにより日本人のコミュニティとは別にベトナム人のコミュニティが形成されるという傾向があるようです。
ベトナム料理店の日本人オーナーさんがおっしゃってたことと符合しますね。
新世界でも増加傾向にあるベトナム料理店は、もちろん日本人でも入れます。
ベトナム料理を通じて、在留ベトナム人のみなさんとコミュニケーションを取れるようになれば楽しさも膨らむでしょう。
是非、ベトナム料理をお試しください。
★Twitter@shinsekaizyoho
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