ブログで連載してますが、2012年に新世界は100周年を迎え、当時、記念事業として様々な関連事業が行われました。
一応、今回で新世界100周年の連載は最終回にしようと思います。
新世界100周年をきっかけに始まったイベントもあり、新世界100周年をきっかけに新世界に根付いた店舗や人もおられます。
今日のブログはそれを踏まえて書いてみます。
2011年から新世界全域で『ツムテンカク』というアートイベントが始まりました。
特に2回目は、新世界100周年とリンクしたこともあり、規模も大幅に拡大し、出店したらクリエイターも400組、イベント数は約30個にも及びました。
新世界全域で同時に開催されるアートイベント『ツムテンカク』は、どこで何が起こっているのか解らないほどの状況でした。
ツムテンカクでの企画をいくつか紹介します。
スパワールド階段上ピロティでのフリーマーケットやミニライブ
新世界ゲートボールでもアート展示が行われました。
新世界市場内でゾンビメイクをした人達が、スパワールドまでスリラーを踊りながらゾンビパレードを行いました。
ツムテンカクのイベントの中でも特に印象に残っているスリラーでした。
新世界で初めてのバルも行われました。
ジルという一人の女の子が、新世界の飲食店をまわり、16店舗の店舗を集め、『ジルバル』を開催。
朝日新聞の社会面に大々的に掲載されました。
大阪のおばちゃんパワーで世界を元気にすることを目的に結成されたおばちゃんアイドルグループ『オバハーン』もツムテンカクをきっかけに新世界でも活動を始めました。
ツムテンカクに参加した時は"七人のオバハーン』の旗を持ってました。
その後、『オバちゃーン』に改名しています。
ちなみに、新世界市場、現在は豹柄専門店『なにわ小町』になっている場所が、ツムテンカクの本部に使用してました。
なにわ小町の高橋さんは、当時、ツムテンカク実行委員会のメンバーで、今も新世界を拠点に活躍するデザイナーです。
また、ツムテンカク関連イベントとして『新世界ルナストリート』を会場に、キッズダンスイベントが開催されたことがありました。
それを機に、新世界100周年に向けてのイベントとして、新世界キッズダンスコンテスト『新世界フライングキッズ』と名前を付けて、スパワールド階段上ピロティを会場に、毎年の夏休みの恒例イベントに取り入れました。
ツムテンカク以外にも、新世界100周年をきっかけに、様々な企画やイベントが新世界で始まり、その中には今も根付いているものもあります。
プロレスリング紫焔による新世界プロレス、それに新世界観光人力車も新世界100周年を盛り上げる一環で始まりました。
振り返ってみると、新世界100周年、及びツムテンカクによって、新世界に新たな文化が生まれ、根付いたものもあり、貴重な事業だったと思います。
2023年、新世界は111周年を迎えるにあたり、何か記念になる事業を検討していきたいですね。
一過性のイベントではなく、111周年をきっかけに新たな文化が生まれ、新世界に根付くきっかけになれば嬉しく思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
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