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【映画『さがす』☆喫茶タマイチの店内でも撮影が行われたそうです!】

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仕事の都合で朝早く起きたとき、どこで朝食を食べようかと考えることがあります。

新世界には喫茶店がたくさんあるので、喫茶店のモーニングもいいし、それともマクドナルド通天閣前店で朝マックもいいし、そんなことを考えながら、結局、喫茶タマイチに行くことにしました。

喫茶タマイチは、昔から慣れ親しんだ空間で、私にとっては朝のひと時を寛ぐには最適な場所かもしれません。

この日もタマイチの店主(東田君)といろいろ話をしながら、モーニングをいただきました。

大阪府に『まん延防止等重点措置』が適用されてからは、新世界にも人が少なくなり、喫茶店にも影響があるそうです。

私が新世界の活性化に向けた活動を始めるよりもっと前、東田君が20歳代の頃から新世界のことについて情報発信したり、いろんな活動に参加されてました。

昔、東田君と"町おこし"について話をしたとき、私は『町おこしって、いったい何をするの?』『町おこしって、そんなんして何になるの?』みたいなことを聞いたことがあるそうで、今でも東田君からいじられます。

私自身が新世界の活性化とか全く興味が無かった時代に、すでに東田君は活動に携わっておられました。

東田君も私も共通してるのは、生まれも育ちも新世界であり、親のあとを継いでお店をしていることです。

私は東田君より5歳年上ですが、若い頃、東田君から、ある企画に誘われたことがありました。

今から30年以上前、おそらく私が26〜27歳、東田君が21〜22歳ぐらいの時だったように思います。

企画というのは、月刊「SENBA(せんば)」という雑誌で、新世界の若手を集めて座談会をする設定での取材でした。

月刊「SENBA」は、大阪の文化や魅力、歴史を中心にした内容の記事が多く、かなり前に廃刊になった雑誌です。

「づぼやら」の座敷で、フグを食べながらの座談会でした。

参加したのは、東田君、私、そして、今は通天閣の会長でもある西上さん。

進行をされてたのは、当時、エッセイスト・タレント・噺家として活躍されていた和多田勝さんでした。

当時の新世界は、日雇い労働者をはじめ、中高年のおっちゃんが遊ぶ街であり、ガラが悪い、危ない、汚い、まさに3Kが揃った街でした。

月刊「SENBA」では、大阪の歴史文化という側面から新世界についても度々、掲載していたようですが、「東田君がもっと新世界について紹介してほしい」と、月刊「SENBA」の編集部に応募をして、座談会形式の取材が実現したそうです。

若干21〜22歳で、真剣に新世界のことを考え、魅力を多くの人に知ってもらおうと動いていた東田君に引っ張られるように、私も座談会に参加した記憶があります。

私は、今でこそ、新世界の活性化を進める活動をしてますが、当時は、新世界にあまり愛着もなく、ミナミやアメ村に憧れていた頃でした。

座談会で、新世界の魅力について質問されても、ほとんど答えになってなかったように思います。

さて、喫茶タマイチの店内に、下のようなポスターが貼られてました。

映画『さがす』のポスターですが、喫茶タマイチの店内でも撮影が行われたそうです。

東田君も喫茶店の店員さんとしてエキストラ的に出演したそうですが、結局、映画には声だけ出演したそうです。

たぶん自分しか解らんレベルの声の出演だったらしい。 

映画『さがす』は、大阪、西成を舞台にしていて、知っている風景が登場するので親しみやすい映画ですが、父と娘の情愛やサスペンス、ホラー、いろんな要素が入り混じった内容で、なかなか重い内容だそうです。

機会があれば、是非、映画『さがす』をご覧ください。

タマイチの店内、それに東田君の声もチェックしてみてください。

https://sagasu-movie.asmik-ace.co.jp
映画『さがす』公式サイト【絶賛公開中!】

★Twitter@shinsekaizyoho
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