最近、仕事が終わってから、『大阪焼肉サンキュー』さんに立ち寄ることが増えました。
朝5時まで営業してるので、仕事が終わるのが遅い私にとっては、行きやすいお店になっています。
カウンター席もあり、一人でも気軽に入れるのが嬉しいです。
それに、ほとんどのメニューが390円、リーズナブルな料金なので、気軽に立ち寄ることができます。
最初は、深夜に一人で入ると、どこのオッサンが来たんやろ?みたいな視線を感じましたが、最近は顔を覚えてくれてるようで助かります笑
夜中にビールと上カルビ、上ロース、タン、キムチ、ちょっと贅沢過ぎますね。
以前、『大阪焼肉サンキュー』さんをブログで紹介したとき、いつもブログを読んでくれている人から、『すごく気になるお店ですね。是非、行ってみたいです。』と声をかけていただきました。
場所は『東横INN 通天閣前』の隣りにあります。
焼肉を食べながら、『以前、この場所はどんなお店があったんだろう?』と、昔の記憶をたどりました。
実は、2015年まで、『ニコニコプロフォト』という写真屋さん、撮影スタジオがありました。
2015年6月4日発売、朝日新聞(夕刊)に『ニコニコプロフォト』さんが閉店したことが大きく掲載されました。
『ニコニコ写真館』として創業し、先代から引き継いで、90年間、新世界と共に歴史を歩んできたお店で、町の写真屋さんとして、フィルムの現像から記念写真まで対応してくれました。
私の子供が生まれた時、ニコニコ写真館で家族写真を撮っていただきました。
新世界の地元の人達は、生まれた時から大人になるまで、記念すべき日にはニコニコプロフォト(ニコニコ写真館)さんにお世話になってました。
ニコニコ写真館の先代の店主さんは、現在の2代目通天閣の再建に向けて立ち上がった一人であり、写真館の2階の応接室で、連日、地元の有志の方々と議論を交わしたそうで、NHK総合『プロジェクトX』でも紹介されたことがありました。
写真を見ればわかるように、ニコニコプロフォトさんが閉店した時には、『東横INN通天閣前』がオープンしていたんですね。
『東横INN通天閣前』ができるまでは、その場所には『新世界 公楽劇場』という歴史ある映画館があったんです。
どんな映画館だったのかは、"新世界 公楽劇場"で検索してみてください。
映画館の外観や場内の写真が見つかると思います。
どんなに歴史あるお店でも時代の流れとともに、いつかは無くなる日が来るのが現実です。
そのあと、その場所に新しいお店ができ、時代とともに街が変わっていきます。
もし、閉店したあと、新しいお店ができなかったら、まさにシャッター商店街になってしまいます。
新しいお店ができることで、シャッター街にならずに街が発展している、そんな状況の新世界は恵まれた街だなぁと、焼肉を食べながら思う今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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