地下鉄堺筋線『恵美須町駅』構内に天王寺動物園の情報誌『Together(トゥゲザー)』が設置されてました。
天王寺動物園の情報誌『Together』は、大阪市天王寺動物園とのパートナーシップにより、平成20年4月に創刊しました。
天王寺動物園(公園)及び、地域社会の活性化を目的とし、環境問題や動物愛護の精神、希少動物の保護などを盛り込んだ記事も掲載し、お子さんから大人まで家族で楽しめるフリーペーパーです。
発行は隔月、大阪市を中心とした主要駅や公共施設、大阪信用金庫、大手コンビニ『セブンイレブン』などに設置しています。
今年の干支は寅ということで、2022年1月号の一面にはトラの写真が大きく載ってました。
新世界のすぐ隣りにある天王寺動物園ですが、意外と地元の人はなかなか動物園には行かないものです。
私にとっても、たまにフリーペーパー『Together』を読んで、天王寺動物園の最新情報やイベントなどを知ることが多いです。
昨年3月13日、天王寺動物園で飼育しているアムールトラの「センイチ」(雄、17歳)が亡くなりました。
センイチは2003(平成15)年に多摩動物公園(東京都)で誕生し、同年に天王寺動物園に来園しました。
この時期は星野仙一監督が阪神タイガースを率いていたころで、名前は公募で選ばれたそうです。
センイチくんが亡くなり、その後、3月16日に秋田県の大森山動物園から、アムールトラの風くん(2019年9月29日生まれ、当時1歳の男の子)が来てくれたそうです。
寅年ということで、天王寺動物園にいるアムールトラについて調べてみると、
トラはライオンと並ぶネコ科の中で最大の動物ですが、アムールトラはその中でも最も体が大きく、成熟した雄の体長は3mを超えるものもいるそうです。
また、トラの仲間ではもっとも北方に分布し、ロシア極東部や中国東北部などのアムール川流域に生息します。
現在、アムールトラは国際自然保護連合の保存状況によって、絶滅危惧種に指定されてるそうです。
と記載されてました。
『Together』によると、
昨年12月にはアムールトラの風くんの写真を撮る人が増え、おそらく年賀状に載せるためでしょう。
『トラやライオンのような野生獣はいつも寝てばかりで動かない』とお客さんから言われますが、野性下では無駄にカロリーを消費しないように、じっとしていることが普通だそうです。
このように、動物園のスタッフ目線での記事などもあり、わかりやすく説明されていて、あまり天王寺動物園に行かない私でも動物達に親近感を持つようになります。
今年は、アムールトラの風くんを観に、久しぶりに天王寺動物園に行ってみようと思う今日この頃です。
そして、駅や公共施設などで天王寺動物園の情報誌『Together』を見かけたら、是非、持ち帰って、読んでみてください。
地下鉄堺筋線『恵美須町駅』3番出口から天王寺動物園まで、徒歩6〜7分です。
(写真は恵美須町駅3番出口を上がったところ)
『Together』を読んで、天王寺動物園をお楽しみください。
★Twitter@shinsekaizyoho
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