12月19日(日)、新世界市場では『セルフ祭』が開催されました。
個性溢れる、奇妙な祭として知られる『セルフ祭』は、2012年、新世界市場で始まりました。
アーティスト、パフォーマーが集まり、半数の店が閉まった新世界市場を盛り上げる目的で毎年開催されています。
「誰でも参加OK」を掲げ、奇抜な仮装でのパフォーマンスなどで非日常的な空間を演出する超個性的な祭です。
そんなセルフ祭も今年で10年になるそうで、今では新世界市場に根付いた祭になっています。
コロナ禍、昨年のセルフ祭は中止になり、オンラインで開催したこともあったようですが、今回、急遽、12月に開催することになったようです。
そんなわけで、私も仕事の合間に、ちょこっと見に行ってきました。
写真を見るだけで伝わってきますが、まさに奇祭です。
新世界市場の商店主さんは、
お客さんが少なくなっている新世界市場が、コロナ禍でますますお客さんが減っている中、セルフ祭の開催によって、久しぶりに賑わいを感じました。
高齢化が進む新世界市場に、10年ほど前から、若い世代であるセルフ祭のメンバー達が根付いてくれて、大掃除など、いろんなことに積極的に協力してくれて、本当に助かっています。
今では新世界市場に必要な人材であり、今回、セルフ祭が開催できたことは、本当に嬉しく思っています。
コロナ前のように、新世界市場を会場に、様々なイベント、フリーマーケットなどが行われる状況に戻ることを願っています。
と、おっしゃってました。
この日のセルフ祭にも多くの出店があり、出店者をはじめ、関係者、お客さんで新世界市場は活気がありました。
新世界市場が賑わうと、周辺地域の人の動きも活発になります。
新世界市場は、新世界の北エリアに位置します。
新世界の北エリアは、『串かつの街』ではなく、大阪の下町風情が残る街並みが広がります。
新世界の南エリア『串かつの街』のような賑わいはありません。
新世界市場の活性化は、新世界の北エリアの活性化にも繋がります。
セルフ祭は個性的で奇抜な祭で、なかなか一般の人には理解できないところがあるかもしれませんが、新世界市場の商店主さん達とセルフ祭の人達の繋がり、支え合いから生まれ、継続してきた素晴らしいイベントだと思います。
来年、セルフ祭がますます発展し、新世界市場、及び新世界の北エリアが活性化していくことを期待しています。
12月19日に開催したセルフ祭は、Instagramでも掲載されてます。
『セルフ祭』でInstagram検索してみてください。
★Twitter@shinsekaizyoho
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