今年もあと僅かになりました。
何かと忙しい日が続く師走の新世界に、ぶっ飛んだニュースが舞い込みました。
通天閣からいつものように報道関係者向けの資料がファックスされてきました。
今年11月〜12月にかけて、コロナ感染者数も減り、新世界にも少しずつ賑わいが戻ってきたようですが、通天閣、新世界を含めた周辺地域は、長く続くコロナ禍でまだまだ大変な状況に変わりはありません。
そんな中、周辺地域の冷え込んだ経済活動を回復させる起爆剤になるよう、なんと、通天閣に新たに体感型アトラクションができるようです。
通天閣展望台からの風景を楽しむとか、大阪らしさを感じるとか、そんなありきたりな物ではありません。
名付けて『TOWER SLIDER』です。
通天閣3階(地上22m)からエレベーター塔の外周を周回(1回転半)して、地上1階(地上−4.5m)まで約10秒で一気に滑り降りる(斜度約30度)全長60mの体感系滑り台。
スロープ部分は飛び出す危険の無いチューブ形状で、耐久性に優れたステンレス製チューブの天井に透明の遮熱ポリカーボネート板を使用することで、通天閣を見上げながらの滑降が可能になるそうです。
ファックスを見て、深夜でしたが、急遽、現場に行ってみました。
ちょうど『三吉うどん』の上、通天閣のエレベーター塔の外周に足場が組まれ、建設工事が始まったのが解ります。
もちろん、施工は竹中工務店です。
工事完了は、2022年4月末を予定してるようです。
これからは、三吉うどん前も撮影スポットになりそうですね。
免震タワーの滑り台設置は、世界で類を見ないと言われており、画期的なプロジェクトですね。
予定通りにいけば、来年のゴールデンウィークには、『TOWER SLIDER』を楽しむお客さんの姿が見れるかもしれませんね。
下は、外観と立面図です。
おそらく、『TOWER SLIDER』の工事中から、新世界では大きな話題になるでしょう。
外観と立面図を眺めても、やはり、ぶっ飛んだプロジェクトだと思いますが、通天閣の新たな名物スポット、『TOWER SLIDER』の完成が楽しみであり、大いに期待しています。
■詳しくは、通天閣公式サイトをご覧ください。
https://www.tsutenkaku.co.jp
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