先日、新世界会館にて、新世界町会連合会の役員会が行われました。
新世界会館は通天閣のスグ下にあり、新世界の町会、商店会、その他の地域団体の会議が行われる場所です。
コロナ禍、緊急事態宣言が発令されたり、なかなか役員さんを集めて会議を行うことができず、久しぶりの開催になりました。
そのため、議題は多く、西成区役所の担当者が来られて、『新今宮ワンダーランド』の説明があったり、関電サービスさんによる『電柱広告デザインコンクール』の説明があったり、かなり内容の濃い会議だったと思います。
そして、メイン議題は、『新世界振舞い酒』についての議論でした。
『新世界振舞い酒』は、今宮戎神社の十日戎に合わせて開催してきた新春恒例行事ですが、今年1月の『新世界振舞い酒』は、コロナ感染拡大により中止となりました。
来年1月の新世界振舞い酒はどうするのか、という話になりますが、現在はワクチン接種も進み、コロナ感染者数も減っている状況ですが、冬には第6波が来るような報道もあり、一ヶ月先のことが予想できない状況が続いています。
様々な社会状況を鑑みて、来年1月の『新世界振舞い酒』は中止と決まりました。
写真は2020年1月の新世界振舞い酒です。
その頃は、中国の武漢で新型コロナが流行しているというニュースがあった頃で、日本ではまだまだ他人事のような状況だったと思います。
今宮戎神社から帰りのお客さんで長蛇の列ができました。
外国人観光客も多く、振舞い酒に並ぶ外国人もおられました。
今から思えば、時期的に、ギリギリ開催できたようです。
これで2年連続で中止になり、このような状況が続くとは、予想できなかったことです、
残念ですが、仕方がないことでしょう。
再来年の1月には、新世界の伝統行事『新世界振舞い酒』が復活することを願うばかりです。
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