1956年に誕生した現在の2代目 通天閣は、鉄骨造建物として構造的な劣化は進んでいないが、最新の耐震診断で、巨大地震が起きた場合、塔の一部が変形する恐れがあることが分かったことなどから、大規模な免震改修工事に踏み切りました。
竹中工務店による免震改修工事が、2015年6月に完成しています。
2019年12月、通天閣の特別屋外展望台「天望パラダイス」に跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」が誕生しました。
屋外展望台、及び「TIP THE TSUTENKAKU」から眺める景色は圧巻、通天閣の名物スポットとして人気です。
また、コロナ禍には、新型コロナウイルスの重症患者が急増し、医療体制がひっ迫しているとして大阪府が独自に設けた「大阪モデル」で「非常事態」を示す赤信号を点灯させ、それに伴い、通天閣でも赤色ライトアップを点灯しました。
緊急事態宣言に伴い、府民に対し不要不急の外出を控えるよう、通天閣の赤色ライトアップで呼びかけました。
観光客が多い時は、日本一おもろいタワーを楽しんでもらえるよう、様々な面で新しいことに取り組んできました。
コロナ禍では、大阪のシンボルタワーとして、大阪府の取り組みに協力しています。
現在、緊急事態宣言に伴い、飲食店が夜8時までの時短営業が続き、通天閣のライトアップも夜8時で消灯しています。
コロナ禍、観光客が激減する中、観光タワーである通天閣の入場者も少なくなっているようです。
そんな中、通天閣の高井社長とは、地域と通天閣との情報交換のため、定期的に電話で話をしています。
正解にいうと、情報交換が1割、あとの9割は雑談ですが。
高井社長によると、来年の夏に向けて、大阪 • 新世界に多くの観光客が戻ってきてもらえるような起爆剤となる『何か』を水面下で進めているようです。
どんな内容かを聞きましたが、トップシークレットであり教えてくれませんでしたが、通天閣が新しいことにチャレンジすることは、大阪が元気になることに繋がるでしょう。
高井社長と話をしていて、どんな状況下でも、様々な面で新しいことに取り組み、動き続けていることが伝わってきます。
来年の夏が楽しみであり、期待したいと思います。
ちなみに最近、深夜に通天閣の下にクレーン車が止まり、何か作業をしている光景を見かけますが、高井社長によると、これは単なる定期的なメンテナンスだそうです。
★Twitter@shinsekaizyoho
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