廣田神社の夏祭りの一環で、昭和28年前後から開催していた新世界夏祭り『神輿 • だんじり巡行』が、新型コロナの影響で、昨年と今年、2年続けて中止となりました。
本来なら、7月22日に開催するはずでしたが、今年の夏も夏祭りをすることなく秋に向かうことになりますね。
不思議なもので、昨年、新世界夏祭りを開催するかどうかを話し合う会議では、なんとか開催できないかという意見もあり、断腸の思いで中止と決まりましたが、今年はすんなり中止に決まったのが印象的でした。
新世界に限ったことだけではありませんが、伝統ある地域行事が、コロナによって、こんなにもあっけなく中止になるとは、誰も想像してなかったでしょう。
さて、来年は夏祭りが開催できるのでしょうか?
コロナ感染拡大状況について、ネット検索したら、来年や再来年の状況が出てきたりします。
あくまででも予想でしかないと思いますが、来年の春から夏には、国内旅行などは回復する兆しが見えてくるらしい。
インバウンドによる外国人観光客が戻るのは早くて2〜3年先になるらしい。
来年の春以降、人の動きが出てくるようですが、マスク着用は必須で、マスク無しの生活に戻るのは、まだまだ先になるという話を聞きました。
あくまでも予測の話ですが、今の状況を踏まえると、納得いく話かもしれませんね。
さて、真夏に『神輿 • だんじり巡行』を行うにあたり、マスク着用での開催が可能でしょうか?
それについて、新世界の役員さんとも話をしたことがありますが、マスク着用で神輿を担いだり、子供達が威勢よく太鼓をたたいたり、そんなことをしたら熱中症になってしまうと言う意見もありました。
神輿、だんじりを倉庫から出して、巡行しないで、通天閣下に並べるだけでもやったほうがいいという意見もあります。
夏祭りではなく、秋に巡行したらいい、という意見もありますが、夏休みだから子供達が集まる巡行になるわけで、秋に開催するなら、根本的に開催の趣旨を変えていく必要がありそうです。
もちろん、来年の状況は、誰も解らないわけで、ネットでの情報が全てではないでしょう。
今は、来年の新世界夏祭りを開催する前提で検討してますが、いったいどうなることやら。
ノーマスクで、元気と笑顔が溢れる新世界夏祭りを開催できる日が来ることを切に願う今日この頃です。
下の写真は、2017年7月に行われた新世界夏祭りです。
年々、参加者が増えていき、盛況な巡行になってました。
マスク無しでの様子が懐かしいですね。
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