先日のブログで、昭和31年、新世界に発足した子供会によるラジオ体操の写真を紹介しました。
この場所は何処かを確定しようと、喫茶タマイチの店主さんに聞いてみました。
タマイチの店主さんが生まれる前の写真ですが、なんとなく、思い当たる風景だそうです。
私も推測したように、天王寺動物園を背にして、ジャンジャン横丁の北側入口の方向に撮った写真だろうということです。
ジャンジャン横丁にアーケードが無かった時代だと思います。
写真に『パチンコ』の看板が見えますが、ジャンジャン横丁の北側入口のこの場所に、パチンコ店があったことは、私もしっかり覚えています。
正面奥に見える『泡盛』という文字が見えますが、琉球居酒屋『丸徳』さんだと思われます。
写真の正面奥を右に曲がると喫茶タマイチがあります。
下の写真は。今の街並みです。
古い写真を見ながら、子供の頃の記憶を頼りに、今の新世界のどの場所かを推測するのは、意外におもしろいもんです。
昭和31年に発足した子供会の写真をみて、戦後10年、少しずつ復興を成し遂げて高度経済成長へ向かっていく時代のエネルギーを感じます。
さて現在、新型コロナウィルス感染拡大により、大阪府には4回目の緊急事態宣言が発令されています。
コロナ禍は昨年春から続き、出口が見えない状況に感じるようになりました。
コロナ前なら、8月の土 • 日曜日には、メイン通りは観光客でひしめき合ってました。
しかし、緊急事態宣言中である今年の8月は、各店舗にとって、かなり厳しい状況が続くでしょう。
通天閣から報道関係者向けにファックスが送られてきました。
一般展望台への入場は、8月15日までは、10時〜20時。
8月16日以降は、10時〜18時30分に短縮されるそうです。
コロナ前のような賑わいが戻るには、早くて来年の夏、もしかしたら2〜3年はかかるだろうと言う人もおられます。
コロナが収束し、戦後の復興に繋げるためにも、まずは今を乗り越えていくことが大事であり、こんな時でもエネルギッシュに活動したいと思う今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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