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【通天閣観光株式会社の株主総会☆】

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初代の通天閣は1912年に創建され、当時日本一の高さを誇るシンボルタワーでした。

しかし、1943年、通天閣の直下にあった映画館の火災で、通天閣の脚部が加熱により強度不足となり、鉄材を軍事資材として大阪府に献納するという名目で塔は解体され、初代通天閣は姿を消しました。

新世界町会連合会が中心となり、地元の住民から資金を募り、通天閣再建プロジェクトが動き出しました。

こうして通天閣観光株式会社は設立され、大阪市の協力を得て、建設用地が確保され、役所や建設会社、地元の人たちの、なんとか復興のシンボルとして通天閣を再建したいという熱い思いが歯車を回し、1956年、現在の2代目通天閣が完成しました。

通天閣は大阪市の公共施設とか思っている人もおられ、そんなことをよく耳にしますが、民間の会社であり、株主は地元の人達がほとんどです。

さて、6月といえば、株主総会の季節です。

通天閣観光株式会社でも、毎年6月には株主総会が開催されます。

私にも株主総会の案内が送られてきてました。

いつもは、通天閣の地下ホールで行われるのですが、現在、地下ホールでは『お土産救済セール』等が行われ、スペースの関係で、今回は新世界会館にて行われました。

私も出席するつもりでしたが、朝が苦手で、欠席してしまいました。

昨年春からコロナ禍が続き、度々の緊急事態宣言があり、観光施設である通天閣の業績は、良いわけがないことは株主総会に出席しなくても解ることです。

そんな状況を踏まえて、あとから、通天閣の高井社長に話を伺いました。

地元の株主さんからは、いつくもの質問がありましたが、最後には、『こんな状況ですが、頑張ってください。応援しています。』という温かいエールをいただきました。

通天閣としても、コロナ後を見据え、設備投資はもちろん、大阪のシンボルタワーとしての情報発信にも力を注ぎ、新世界に人を呼び込めるよう取り組んでいきたいと思います。

と、前向きなコメントをいただきました。

『明けない夜はない』

『マスクの下は笑顔で!』

という言葉を信じて、コロナ後の通天閣に期待したいと思います。

ちなみに、高井社長によると、今年の株主総会でのお土産は、モロゾフの『お持ち帰り 通天閣』だったそうです。

これ、美味いんです。

これをもらうためにも出席しておくべきだったと、今も残念な気持ちを引きずってます笑

来年こそ、早起きしようと思います。

★Twitter@shinsekaizyoho
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