クラウドファンディング

【創業60年以上、『花よし』の店主さんがコロナ禍を語ります☆】

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『母の日』といえばカーネーション、先日、新世界にある花屋さんに立ち寄り、母の日のプレゼントを買いました。

母の日のプレゼントを買おうと思うなんて、自分なりに珍しいことでした。

カーネーションを買った花屋さんは、新世界市場を南側へ出たところにあり、通天閣から西へ約100mほどの場所にあります。

創業60年以上になる『花よし』さんです。

『花よし』の前から撮った通天閣です。

カーネーションを買ったあと、『花よし』の店主さんと世間話をしました。

このご時世、世間話といえばコロナの話になりますね。

大阪府では緊急事態宣言が延長され、デパートやショッピングモールなどの大型施設、お酒を提供する飲食店などに休業要請、その他の飲食店には時短営業の要請が出されています。

『花よし』さんのような個人店には休業要請はなく、ふつうに営業できる状態です。

しかし、花屋さんのような業種は、まわりの店舗の状況や人々の気持ちに大きく左右されるそうです。

新世界には大衆演劇の劇場があり、また、バーやスナックなどお酒をメインに営業するお店がたくさんあります。

ファンから役者さんへの贈花、バーの周年記念など店舗へのお祝いの花など、様々な場面で『花』が重宝されます。

景気のいい時には、ちょっと見栄を張って、お店の女の子に花束を買って行ったり、男ならそんな経験があるでしょう。

しかし、緊急事態宣言が発令されてからは、劇場での公演も中止になり、お酒を提供するお店も休業し、その影響が花屋さんにも及んでいるそうです。

ニュースでは、飲食店の状況などが報道されてますが、大変なのは飲食店だけではなく、人の動きが止まれば、様々な業種に影響があります。

『花よし』の店主さんは、

花屋が休業しても協力金もなく、それに、花が咲いてしまったら、売れなければ廃棄になります。

飲食店では、賞味期限が過ぎた食材を廃棄しますが、花も同じく賞味期限があるんです。

と、今の状況を話してくれました。

新型コロナウィルスの感染拡大は、昨年春から続き、まだまだ終息する気配を感じることができない状況ですが、乗り越えていくしかないですね。

一日も早く、新型コロナが終息し、新世界にも以前のような賑わいが戻ることを願っています。

★Twitter@shinsekaizyoho
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