3月28日(日)、通天閣本通商店街にある『BUNGA CAFE』にて、桂ぎん次郎さん、旭堂南喜さんによる落語講談勉強会が開催されました。
桂ぎん次郎さんは、以前、『ヒジオカ青春マイトガイユウスケ』という芸名で活動していたお笑い芸人さんです。
新世界町会連合会が受け入れている中学生 • 高校生による商人体験に、いつもお手伝いに来てくれていたのが縁で、落語家になってからは落語勉強会をしたいという話をされてました。
本来なら、昨年4月ごろに開催するよう計画してましたが、コロナ感染拡大により延期、また延期が繰り返してました。
そしてようやく、この度、BUNGA CAFEで勉強会を開催することができました。
開催にあたり、入場者への検温、手指のアルコール消毒、マスク着用、そして店内は、勉強会を開催中も扉を開けて換気に努めました。
密を避けるため人数制限しての開催になりました。
それでも予定していた人数のお客様が集まり、アットホームな雰囲気の中、盛況で素敵な勉強会になりました。
ちなみに、かけだしの落語家さんの企画なので、落語会という名称を使わずに、勉強会としているそうです。
落語界には、そのようなルール的なものがあるようです。
また、講談について、あまり馴染みがない方も多いと思います。
講談は講談師と呼ばれる人が演じます。
演じるネタは軍記物(太平記、真田軍記など)や政談(大岡裁きなど)や、有名な事件等の歴史物語です。
つまり、講談は歴史ものを中心とした物語を興味深く聴衆に聞かせる朗読劇のようなものです。
それゆえ、落語の演目が「出し物」と呼ばれるのに対して、講談は「読み物」と呼ばれます。
ところで、本の出版社に『講談社』がありますが、もともと講談の速記本を出版していたところから、『講談社』となったそうです。
そんな感じに、ふだん聞けないような雑学や裏話など織りまぜながら、無事に、勉強会が終わりました。
今後、BUNGA CAFEでも定期的に落語講談勉強会を考えてもらえてるようです。
個人的にも楽しみな企画です。
開催が決まれば、ブログでも掲載しますので、お楽しみに!
★Twitter@shinsekaizyoho
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