ある人の企画で、『ちょっとした新世界クイズを考えてください』とお願いされました。
あまり堅苦しいクイズではなく、楽しい内容のクイズがいいそうです。
簡単に言うけど、そんなクイズを考えるのは、なかなか難しいものです。
しかし、新世界の情報ブログを書いている私にとって、新世界にまつわる情報はたくさんキープしているので、ちょっと考えてみることにしました。
【問題1】
通天閣の高さについてのクイズです。
通天閣の高さは108メートルになってますが、数年前まで、103メートルでした。
なぜ、高さが5メートルも成長したのでしょうか?
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【答え】通天閣の頂上部にある避雷針が5メートル高くなったから。
2016年、展望の日の10月1日、頂上部の避雷針を3メートルから8メートルに変更し、棟全体の高さが5メートル伸び、従来の103メートルから108メートルになりました。
タワー仲間の神戸ポートタワー(高さ108メートル)を意識したという噂もあるようですが、真相はどうなんでしょうね。
ちなみに、ビリケンさんが鎮座する5階展望台は、高さ91メートルだそうです。
108メートルの高さから大阪の景色を楽しむには、現実的には無理ですが避雷針のてっぺんによじ登るしかないようですね。
【問題2】
通天閣のスグ下に写真のような石があります。
この石は何という名前の石でしょうか?
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【答え】残念石
通天閣のすぐ下、スギ薬局の前に、ひとつの石が設置されています。
この石の名は『残念石』といいます。
その昔、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉の号令で、大坂城の築城のため多くの石が小豆島から切り出されました。
しかし、一部の石は大坂に運ばれず、そのまま小豆島に残されました。
大坂城の石垣に使われず、小豆島に残されたことから『残念石』と名付けられました。
2007年、浪速区が小豆島から、その石を譲り受け、新世界の中で設置する場所を検討した結果、通天閣のスグ下、スギ薬局の前に残念石を設置することになりました。
残念石の前にある説明文には、「大願成就の石」と書かれています。
たまに写真を撮る観光客を見かけますが、車道に面しているため、石の前に車が止められていて、残念石が見えなかったり、なかなか完璧な写真スポットにはなっていません。
新世界の店舗で働く人達も残念石について説明できる人は少ないと思います。
残念石を知る観光客もほとんどいないでしょう。
今もなお、残念な石のままになっている名所のひとつです。
皆さん、お解りになられましたか?
こんな感じに、クイズを考えていきたいと思います。
またブログでも紹介していきたいと思います。
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