2008年7月〜2013年6月までの5年間、毎週土曜・日曜日、通天閣地下スタジオ210では、松竹芸能お笑い寄席・通天閣劇場「TENGEKI」が開催されてました。
若手からベテランまで、毎回、豪華な出演者でした。
新世界と「お笑い寄席」は古くから縁があり、約50年程前には、ジャンジャン横丁に『新花月』という劇場があり、若手芸人さんらの登竜門的な存在でした。
新花月の復刻版とも言える通天閣劇場「TENGEKI」は、新世界に根付いた文化のひとつになっていました。
通天閣の地下ホールには、1968(昭和43)年~1973(昭和48)年はフィッシュセンター、要するに水族館があったり、1976(昭和51)年~2001年は通天閣囲碁将棋センターがあり、その後、通天閣歌謡劇場と併設になった時期もありました。
現在、通天閣地下は大手食品メーカーのアンテナショップが並ぶ『通天閣わくわくランド』になっています。
このように、通天閣地下ホールでは様々な文化が生まれ、文化の情報発信基地として機能してきました。
ところで先日、うちの店に来られた方、エンタメ集団『スチールパンク』のメンバーのひとりですが、「TENGEKI」があった時、私にブログの写真を撮ってもらったことがあると言う女性メンバーがいました。
その時の記事がこちら。
2011年のブログで、私が他の新世界ブログを書いていた時のものです。
https://blog.goo.ne.jp/shinsekaizyoho/e/3d13cc1ab917c621f83da2c1f8948c45
キャンディ スタッド☆あっぴ&はっち – 新世界まちなか案内所NOW
毎週土曜日、日曜日には通天閣地下劇場で松竹芸能お笑い寄席「TENGEKI」が開催されてます。赤いハッピを来て、松竹芸能の練習生の皆さんがビラをまく姿は、新世界の元気印にもなっています。そんな練習生の中に「キャンディスタッド」という女の子2人のコンビがいるんです。この日も頑張ってビラをまいておられました。「キャンディスタッド」左があっぴ、右がはっち、大きな夢を…
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blog.goo.ne.jp
「TENGEKI」が開催している日は、松竹芸能の若手芸人さんや練習生のみなさんが、「TENGEKI」の赤いハッピを着て、会場周辺でビラまきをされてました。
その光景をみて、いつも元気をもらえてました。
そんなとき、当時の松竹芸能の担当者から『キャンディ • スタッド』という女の子2人組のお笑いコンビを紹介していただき、写真を撮ったことがありました。
練習生だった『キャンディ • スタッド』も元気にビラをまいてました。
その時の写真がこれです。
左が『あっぴ』、右が『はっち』
お店に来てくれたのは、写真左の『あっぴ』さんですが、今は結婚されて、お子さんもおられます。
最初、あっぴさんのことを思い出せなかったのですが、昔のブログ記事を読んで、当時のことが懐かしく思い出されました。
たぶん、写真を撮って、少しだけ喋ったぐらいですから、ほんの10分ぐらいのことでしたが、あっぴさんはよく覚えていてくれて、本当に嬉しく思います。
それっきりお会いする機会もなく、10年ぶりの再開になったわけです。
あっぴさんは、育児が落ち着いたら、活動を再開したいとおっしゃってました。
今度こそ、何か一緒におもしろい企画ができたら嬉しいですね。
劇場が無くなり、街から文化が去っていっても、人との繋がりは消えることがないと実感する今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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