通天閣本通商店街にある森本文具店は、私が生まれる前から営業されてます。
60年以上、もしかしたら70年以上、営業している文房具屋さんです。
たまに店主さんと雑談をするんですが、
昔は新世界の周辺地域にも文房具屋さんが幾つかありましたが、日本橋にあった文房具屋さんも無くなり、恵美須西にあった文房具屋さんも無くなり、今では新世界にある森本文具店だけになったそうです。
最近、文房具を買うのに、一般的なものなら、ダイソーなどの100円ショップ(百均)、コンビニで手に入ります。
会社関係なら、ネットで買うことが増えています。
ネットなら文具店の種類も豊富で、一般的なものから、専門的なものまで、効率よく探すことができます。
そんなわけで、町の文房具屋さんで買うことが少なくなりました。
昔は、小学校や中学校の近所には文房具屋さんがありましたが、少子化によって、学校が統廃合したり、文房具屋さんも営業が成り立たなくなっています。
私もネットで文房具を買うことが多いのですが、急にボールペンや封筒が必要になったり、セロテープが無くなったりした時、森本文具店に駆け込みます。
店主さんも高齢で、跡継ぎものいないそうで、自分が元気なあいだは営業をしていくと、おっしゃってました。
量販店やコンビニ、ネット通販が普及し、昔ながらの専門店が無くなってきています。
時代の流れ、流通システムが変わり、仕方がないことかも知れませんね。
しかし、街から文房具屋さんが無くなるのは不便な面もあり、寂しいことです。
年末、森本文具店では、幾つもの来年のカレンダーが並ぶでしょう。
カレンダーを買いに来る常連さんもおられます。
森本文具店さんには、店主さんが元気なあいだは、無理しない程度に、これからも頑張ってほしいと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※ 当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。