9月3日未明、新世界のフグ料理専門店『づぼらや』のフグの看板の撤去作業が行われ、私は偶然にも通りがかり、作業の様子の写真を撮ることができました。
朝、読売新聞の記者から連絡があり、フグの看板撤去作業の写真を提供しました。
さて、読売新聞には、プロ・アマを問わず、写真を愛する全国の皆さんが参加できる写真コンテストがあります。
事件・事故、自然 災害や自然現象、天体ショーなど、『読者のニュース写真』として、毎月、選ばれ、紙面で紹介されます。
このフグの看板撤去の写真が『読者のニュース写真』として、読売新聞(10月30日 夕刊)で紹介されました。
写真を撮った時の状況など、『読者のニュース写真』担当者から電話で取材もあり、10月の1席に選ばれました。
1席とは、最優秀という意味だそうです。
一般的には、スクープ写真と言われてますが、フグの看板撤去の瞬間に遭遇した私は、新世界の名物、大阪名物であるフグの看板が撤去される状況を記録に残しておかなければという気持ちで写真を撮りました。
記録に残すことの重要性を、日々、実感しながら、新世界の情報ブログの記事を書いている私は、貴重な写真になると思いました。
『記録に残す』というより、人々の『記憶に残す』写真になればと思います。
写真のタイトルは『フグとお別れ』になっています。
『別れ』は、『新しい出会い』の始まりでもあります。
私が生まれてから、ずっと見続けてきたフグの看板が無くなったのは寂しいけど、そこに新しい何かが生まれ、これからの新世界の風景のひとつになっていく、街とはそういうもんだと思います。
担当者の話によると、『読者のニュース写真』は、年間の審査もあるそうですが、今回、このように選ばれて、新世界の歴史の1ページが多くの人の記憶に残ることに繋がれば嬉しいです。
★Twitter@shinsekaizyoho
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