通天閣の下を通ると、写真のような、見事な天井画を見ることができます。
天井画をよく見ると、『クラブ化粧水』や『クラブ歯磨』などの文字が書かれています。
クラブ化粧水、クラブ歯磨、これは何でしょう?
ということで、スマホで検索してみました。
便利な世の中になったもので、知らない言葉が出てきたら、私もスマホでググる習慣がついてきました。
1912年、新世界に、初代通天閣を中心とした一大娯楽施設『ルナパーク』が開業しました。
初代通天閣のエントランス大天井には「中山太陽堂」がクジャクや季節の花々を配した華やかな天井画を広告掲出していました。
2015年、通天閣は免震対策工事が完成し、同時に初代通天閣に掲出されていた天井画の復刻作業を行い、広告掲載主「クラブコスメチックス(当時は中山太陽堂)が天井画を寄贈しました。
要するに、クラブ化粧水、クラブ歯磨は、天井画を寄贈した『クラブコスメチックス』の商品名だったわけです。
72年ぶりによみがえった天井画には、色鮮やかな花園に3羽のクジャクが遊ぶ様子が描かれています。
天井画は地上約12メートルの位置にあり、8角形で縦・横約17メートル。
日没から午後11時までライトアップされています。
天井画の復刻により、通天閣を真下から見上げるという、大阪のシンボルに新たな魅力が加わりました。
ところで、通天閣の展望台を見上げると、晴れた日には、跳ね出し展望台『TIP THE TSUTENKAKU』を楽しむ人の姿を見かけます。
昨年12月21日から跳ね出し展望台『TIP THE TSUTENKAKU』がオープンしました。
「空に浮かんでいるような気分になれる」という新名物ですが、今年になって、世間では、いきなりの新型コロナウィルス騒動が起き、今なお、続いています。
そんな状況で、せっかくの新名所ですが、体験する人が少ないようです。
いよいよ、お盆休みが近づいてきました。
例年なら、お盆期間は、通天閣への入場にも長い待ち時間が発生しますが、自粛ムードが広がる今年のお盆は、比較的、上りやすくなるでしょう。
大阪にお住まいの方は、意外と通天閣に上ったことがない人が多いようです。
大阪にお住まいの皆さんにも、今年のお盆休みには、是非、通天閣に上ってほしいと思います。
展望台には、ビリケンさんも鎮座しています。
感染防止のため、足の裏をエアータッチして、願い事をしてみてはいかがでしょうか。
★Twitter@shinsekaizyoho
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