政府が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために自粛を求めてきた都道府県境をまたぐ移動が、6月19日から全面解除されました。
6月20日は、都道府県境をまたぐ移動が全面解除されて初めての土曜日でした。
天気も良く、新世界は久しぶりに来訪者で賑わいました。
このような賑わいは、4月以来のことでしょう。
天王寺動物園からのお客さんも多く、ファミリーの姿も目立ちました。
夜になっても、新世界は賑わってましたが、コロナ前は、ライトアップした通天閣の写真を撮る外国人観光客で、もっとごった返してました。
新世界観光人力車も復活しています。
『笑顔』と書かれたマスクをして、お客さんが降りた後は、人力車をアルコール消毒して、感染防止に努めておられます。
人力車の車夫は、『来訪者の多くは大阪の人で、観光人力車に乗ってもらえるお客さんが少ないですが、それでも乗ってもらったお客さんに満足していただけるよう頑張っています』と、おっしゃってました。
また、ある喫茶店の店主は、『ようやく人が増えてきたね。4月、5月の様子をみてたら、この先、どうなるのか心配でしたが、なんとか土曜日らしくなりましたね』と、笑みを浮かべながら、おっしゃってました。
都道府県境をまたぐ移動が全面解除されたとはいえ、すぐには他府県から多くの観光客が押し寄せるというものではなく、また、外国人観光客が戻ってくるのは、来年になるだろうという話も聞きます。
コロナ前の新世界の賑わいに戻るのは時間がかかると思いますが、土曜日の賑わいを見て、少し光が見えてきたように感じる今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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