新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が解除になり、6月1日より、営業時間は短縮しているようですが、新世界で唯一のカラオケボックス『歌居屋』が営業再開しています。
6月に入って、営業再開する店舗も増えてきて、少しずつ、新世界にも人の動きを感じるようになりました。
しかし、他府県からの観光客ではなく、大阪府内からの来訪者がほとんどで、観光に特化した店舗では、今も臨時休業を続けているところもあります。
そんな状況の中、先日、Yahooニュースに掲載されてましたが、大阪府は、新型コロナウィルスの影響で激減した観光客を呼び戻すため、宿泊費の一部を還元するというキャンペーンを始めるようです。
大阪府の吉村知事は、近隣の府県から訪れた人が、府内のホテルや旅館を利用したときに、宿泊費の一部を還元する取り組みを、始めると発表しました。
キャンペーンの期間は、今月19日から7月末までを予定していて、費用は大阪府と大阪市で折半されるようです。
経済をまわしていくためにも、観光は大きな役割を担っています。
ところで先日、ある観光関連の事業をする会社の人が、私の方に挨拶に来られました。
観光関連の仕事をする方が挨拶に来られたのは、久しぶりであり、少しずつ、観光への動きが出てきたのを感じました。
当分の間、大阪に外国人観光客が戻るのは難しい状況であり、日本人の観光客を大阪に、新世界に来ていただくためのきっかけを作れるような動きをしていきたいという内容の話でした。
インバウンドによる外国人観光客を呼び込むためには、着物やサムライ、忍者、茶道、温泉などの日本の文化、海鮮や寿司、抹茶などを思い浮かびます。
大阪でもインバウンドのお客さん向けに忍者体験が行われたりしてました。
しかし、日本人観光客を誘致するには、インバウンド向けの方法ではなく、その地域に根付いた文化、歴史や魅力を発信していくことが重要でしょう。
一方、緊急事態宣言の解除で移動の自粛要請は緩和されつつあるが、人の移動が急増すれば感染リスクは高まるでしょう。
感染予防の徹底はもちろん、大阪府内、及び関西圏からのお客さんをターゲットにした旅行・観光にも重きを置くことが重要でしょう。
観光客誘致の基本に戻って、大阪、新世界に足を運んでもらえるような取り組みを期待したいと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
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