【新型コロナウィルス感染が続く中で、地域見守り訪問についての課題☆】
数日前、Yahooニュースに、『復興住宅で60歳代男性が孤独死 コロナで見守り訪問中止』という内容のタイトルで記事が掲載されてました。
この記事を読んで、以前、新世界でも『地域見守り会議』が行われたのを思い出しました。
私も地域見守り会議に参加したので、その様子をブログに書いたことがありました。
以下、抜粋です。
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「地域見守り会議」は、
地域住民の皆さんと専門職や関係機関が協働し、
それぞれの地域に合った見守り体制を構築していくことを目的に開催します。
具体的には、「地域における見守りネットワーク強化事業」で作成している『要援護者名簿』をもとに、
①地域にはどのような支援を必要とする人がいるのか。
②その人たちに対してどのような見守り・取り組みができるか、の2点について主に検討する会議です。
近年、都市化や少子高齢化、家族形態の変化、単身世帯の増加、人々の価値観や性格スタイルの変化などが進んでいます。
地域の繋がりは薄れ、子育てや日常生活に関する相談相手がいなくて悩んだり、身体的な衰えにより外出機会が少なくなったり、認知症や介護、孤独死など生活上のさまざまな問題を抱える方に対して、住民の信頼関係に基づく支え合いを通した福祉による安全・安心な地域づくりを進める取り組みです。
地域見守り会議は、浪速区役所、浪速社会福祉協議会などが中心になり、町会長や民生委員を交えて行われました。
前半はレジュメに沿って、担当者から説明があり、後半はマップを見ながら要援護者の居宅にシールを貼り、情報共有しました。
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確かに、新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が出され、不要不急の外出自粛が続き、社会生活にも大きな影響が出ています。
日常生活だけでなく、仕事や集会、それに店舗やイベントなど、様々な分野で自粛や休業が続いています。
地域活動にも影響があり、一人暮らしのお年寄りの方への見守り訪問も中止になっている状況もあるようですね。
記事のコメント欄には、
一人暮らしで、電気は付けっ放しなことはあるし、ガスは料理などしなければ使わない日が続くこともありますが、水道だけは、その使用の動きで活動してるかどうかがわかりますね。
ずっと出しっぱなしだったら、そのまま倒れてるかもしれないし、ずっと止まってたらトイレにも行けないような状況かもしれない。
という内容のものがありましたが、人が日常的に活動していることを知るには、水道メーターの動きは極めて参考になるでしょう。
見守り訪問の対象になっている方の家に、水道メーターの動きを感知する何らかの対策を作ることは有効かもしれませんね。
新世界でも多くの店舗の臨時休業が続き、地元の人達、特にお年寄りの方も外出自粛しておられる状況が増えたと思います。
新型コロナウィルス感染拡大による様々な活動自粛によって、私達が気付かないところで、間接的な影響が出ているかもしれません。
Yahooニュースの記事には、周囲の方もお年寄りの方の異変に気が付かなかったと書かれてますが、新型コロナウィルス感染拡大の可能性が長期化する中で、難しい問題であり、これからの課題でもあるでしょう。
■新世界の情報ブログ
【新世界地域見守り会議に参加して感じたこと☆】
https://ameblo.jp/shinsekaizyoho/entry-12548843885.html
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