すでに、ニュースなどで報道されていて、ご存知の方もおられると思いますが、大阪府の吉村知事は、新型コロナウィルス特措法に基づく休業要請の段階的解除にする独自基準「大阪モデル」を府民に知らせるため、大阪のシンボルである通天閣とのコラボを発表しました。
府のホームページで毎日、発表する「大阪府新型コロナウイルス警戒信号」の数値をもとに、通天閣では5月11日から、警戒レベルは「赤」、注意喚起レベルは「黄」、基準をクリアしているときは「緑」でライトアップします。
普段、ライトアップは夜間のみですが、日中もライトアップするようです。(ライトアップ色を変更する場合は各日18時30分に実施)
「大阪モデル」はPCR検査で判明した陽性者の割合や、感染者向けの病床使用率など3項目で目標値を設定し、1週間連続で達成することが条件であり、吉村知事が5月15日に解除の可否を判断します。
このように、新型コロナウィルスに関する大阪府独自の警戒基準の到達レベルを通天閣のライトアップで周知すると同時に、通天閣の東側に表示されているLED時計の部分に、大阪府の広報担当副知事を務めるマスコットキャラクター「もずやん」が登場し、「緑」のときは「笑顔」のもずやんの顔、「黄」のときは「すまし顔」、「赤」のときは「泣き顔」が表示されます。
吉村知事が「大阪モデルの数値をできるだけわかりやすく府民のみなさんに伝えていくためにも、通天閣にもライトアップで協力してほしい」という内容を最初に発言された時、私はいち早く通天閣の高井社長に電話して確認したところ、『これから早急に詳細を詰めていくところです。報道関係からも問い合わせが多く、ドタバタですよ。大阪のシンボルとしての大きな役割として、実現できるよう取り組んでいきたいです。』と、力強くおっしゃってました。
5月11日からは、通天閣のライトアップ、それに、通天閣の大時計を毎日チェックすることになりそうですね。
警戒基準の到達レベルがクリアしている表示、通天閣の緑のライトアップ、大時計の『もずやん』の笑顔が続くことを切に願っています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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