ゴールデンウィークも終わりました。
新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の中、新世界は閑散とした大型連休でした。
こんなに閑散としたゴールデンウィークは生まれて初めてです。
ある年配の商店主は、街が焼け野原になった、まるで戦争みたいな状況やと言ってました。
緊急事態宣言が延長されることになりましたが、この状況が続いたら、営業再開ができない店舗が増えていくことが懸念されます。
この状況の中、頑張って営業を続けている飲食店もあります。
通天閣本通商店街にある『BUNGA CAFE』では、入口や裏の扉を開け、通気を良くし、テーブルはこまめにアルコール消毒をしています。
また、テイクアウトにも力を入れています。
また、『総本家 更科』さんも営業されてます。
店主さんに聴くと、お客さん自ら、他のお客さんと距離をとって座ってくれるので、密にならないそうです。
自然とソーシャルディスタンスができてるようですね。
そもそもこの状況では、蜜になるほどお客さんが来ないので、スペースを空けて座ることができるそうです。
喫茶グリル『DEN•EN』も営業されてます。
ほとんどが馴染みのお客さんで、暇なりに、なんとか営業を続けることができるそうです。
緊急事態宣言が出されても営業を続けいる店舗や飲食店の特徴は、いくつかあります。
もちろん全てではありませんが、ひとり、または夫婦で切り盛りしているような店舗、飲食店が多いようです。
お店を開けるのが、生活パターンになっていて、店を閉めて家に居るのなら、暇でも店を開けた方がマシ、という店主さんもおられました。
それに、緊急事態宣言に合わせて臨時休業をしたら、今度、店を開けるタイミングが難しい、だから店を閉めたらあかん、と言う店主さんもおられます。
商売人の『ど根性』を感じます。
緊急事態宣言が解除され、ある程度、日本人のお客さんの行き来ができるようになっても、外国人観光客が戻ってくるのには、時間がかかるでしょう。
しばらくの間は、インバウンドのお客さんを中心とした店づくりは厳しいかもしれませんね。
今回のことを経験し、これからの店舗の方針などを考えていかなければと思う今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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