受動喫煙対策を義務付ける改正健康増進法が4月1日、全面施行されました。
店内での喫煙可能な要件を満たさない店や4月以降に新たに開業する店は、全面禁煙になるようです。
喫煙可能な要件は、店内に所定の喫煙ブースを設置する、加熱式たばこに限定した喫煙エリアを設けるなど。
一方、自分で喫煙・禁煙を選べる飲食店や、喫煙室を設置せずにそのまま店内喫煙OKのままにしておける飲食店というのもあります。
通天閣の足元で50年以上営業を続けている喫茶「ドレミ」は、店内での喫煙を可能としたまま営業を継続するそうです。
最近は、家族連れや観光客、若い世代の女性客も増えていますが、喫煙する常連客も多い喫茶店です。
喫煙可能にするということは、未成年の入店ができなくなりますが、店主さんは判断に苦労されたと思います。
ところで、以前、喫茶ドレミに立ち寄ったとき、おじいちゃんとお孫さんが座っておられました。
おじいちゃんはコーヒー、お孫さんはパフェを食べてました。
動物園の帰りか、通天閣の帰りか、ほのぼのとした光景でした。
昔の話ですが、私も祖父と一緒にドレミに行ったことがあります。
幅広い世代が寛ぐ喫茶店ですが、喫煙可能にすることで、結果的に、世代が限定されることになるでしょう。
受動喫煙対策を義務付ける改正健康増進法の全面施行により、新世界の飲食店、また集客施設もそれぞれ対応をされていると聞いています。
今の時代、店内禁煙は当たり前のことであり、これも時代の流れだと思います。
私のような喫煙者にとっては、少々、不便な世の中になりましたが、煙草をやめる機会になるかもしれません。
不便でも煙草を続けるのか、煙草をやめるのか、決断が難しいと思う今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※;当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。
最近のコメント