私が子供の頃、今から約50年ほど前、新世界には数多くの映画館がありました。
東宝敷島、東映、大映、日活、公楽座、国際劇場、新世界グランド劇場など、全て封切の映画を観ることができました。
ちなみに、新世界グランド劇場は、ちょうど「鶴橋 風月 新世界店」「魔法の絵画展」の場所にありました。
現在、新世界にある映画館は2軒だけになっています。
新世界東映では、昭和から平成の始め頃の懐かしい映画が上映される、いわば、名画座になっています。
任侠映画、時代劇、その他、トラック野郎シリーズ、寅さんシリーズ、釣りバカ日誌なども上映されてたことがありました。
さて下の写真、朝日劇場のすぐ北側は、現在、広い駐車場になってますが、ほんの3〜4年前まで、アサヒ会館というパチンコ店でした。
大きな建物が無くなり、街並みが一変しました。
ちなみに、下は、アサヒ会館があった時の写真です。
今では懐かしい風景です。
朝日劇場の隣、東横インの向かえでは、現在、ホテル建設工事が始まっています。
私が子供の頃から、そこにあった建物、当たり前のようにあった店舗や施設が、ひとつひとつ、姿を消し、新世界に新しい景色が広がっていきます。
変化することで、街は生まれ変わります。
街並みの変貌は、新世界にとって、発展的な動きですが、失われていく昔の風景を思うと、諸行無常、栄枯盛衰を感じる今日この頃です。
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