新世界 朝日劇場の社長さんから、
「お茶会を催すので、是非、来てください。新世界のブログでも紹介してくださいね」
と、電話があったので、先日、お茶会に行ってきました。
お茶会といっても、茶道体験というほうが適切かもしれません。
実は、橋本土地興行株式会社、朝日劇場の企画として、2020年2月より、毎週水曜日、観光客向けに茶道体験を始めるそうで、今回はプレとしての茶道体験でした。
朝日劇場から徒歩3分ほどの場所に茶室を作っておられました。
私は茶道というものに全く無縁でしたが、体験ということで気軽に参加しました。
しかし、気軽という気持ちは、一瞬にして消え去りました。
茶室に入る時から作法があり、一から教えていただきました。
襖の開け方、足の運び方を習い、茶室に入ると床の前に進みます。
床の間には掛物と季節の花が花入にいれてあり、よく拝見します。
参加者の中には、町会長さんや、「TOWER KNIVES OSAKA」のビヨンさんもおられました。
茶室には蛍光灯が消されていて、窓からの自然の明かりのみで行われ、静寂の中で耳を澄まし、お茶を点てる音に趣を感じます。
席に着き、お菓子をいただき、お茶を出されたら、「お点前ちょうだいします」と挨拶します。
茶碗の正面でいただくことをさけるため、茶碗をまわして静かに味わいながらいただきます。
茶碗の正面を避けるのは、謙虚な気持ちが作法になっているそうです。
最後のひとくちは、音をたてて吸いきります。
飲み終われば、両手で茶碗を持ち、茶碗との出会いを一期一会の気持ちで拝見します。
ど素人の私は、表か裏か解りませんが、和竹庵の作法は裏千家だそうです。
茶道体験に参加してみて、ひとつひとつの作法には意味があり、日本の心が詰まっているように感じました。
2月からの茶道体験について、ホームページを作成中だそうで、詳細が解れば紹介したいと思います。
茶道体験は、私にとって貴重な経験になりました。
外国人観光客だけでなく、日本の皆さんも、是非、体験してみてはいかがでしょうか。
★Twitter@shinsekaizyoho
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