通天閣のスグ下にある新世界会館では、町会や地域団体による様々な会議が行われています。
新世界町会連合会が発足したのが、戦後のことで、昭和20年代後半だそうです。
私が子供の頃、新世界会館に出入りする役員さんを見て、新世界会館は偉い人が使う場所なんやなぁ〜というイメージがありました。
今は、その場所を私達が気軽に使ってるわけで、時代の流れを感じます。
さて先日、新世界会館で、浪速税務署による税務説明会がありました。
確定申告に向けて、消費税の軽減税率についての説明が中心でした。
今回の消費増税では、ほとんどの商品の消費税率が10%に引き上げられてますが、飲食料品や新聞は例外的に8%に据え置かれています。
この軽減税率によって、各店舗は税務申告にどのような対応が必要になるのでしょうか。
新世界には飲食店が多く、個人事業主による小規模な店舗も多くあります。
毎年、確定申告の時期になると、事務作業が忙しくなる店主さんをよく見かけます。
特に、今回の確定申告では、軽減税率が絡み、今まで以上に複雑になるでしょう。
説明会に参加した方からは、店内での飲食とテイクアウトとの線引きについて質問があったり、細かい部分についても様々な質問がありました。
軽減税率について、店主さんの関心は高く、また不安な部分でもあるようです。
ところで、新世界の入口4ヶ所に、下の写真のようなアーチがあります。
新世界に来られた方なら、ご覧になってると思いますが、じっくりと眺める人は少ないでしょう。
アーチの向かって左上に、「消費税完納推進の街」という文字がみえますが、これは消費税3%が導入された時に、新世界町会連合会として掲げたものです。
私の店も内税にしていて、販売金額の中に消費税が含まれているのですが、未だにお客さんから消費税を預かったように感じない状態がつづいています。
内税にしている飲食店ではよくある話ですが、納税の意識をしっかりと持って、今期も消費税をしっかり納めたいと思います。
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