大阪のシンボル 通天閣があり、大阪B級グルメ 串かつがあり、交通の便も良く、インバウンドによる外国人観光客が多く、ホテルやホステル、民泊などの宿泊施設が増え、今や新世界は大阪を代表する観光エリアであり、観光拠点になっています。
全国的にみると、衰退していく商店街が多いと聞きますが、新世界は何とか持ちこたえているようです。
と、人に言ったら、「持ちこたえてるどころか、すごい賑わいで、自分の街とはえらい違いですよ」と言われたことがあります。
新世界は商店街の集まりで、他の商店街と共通の課題もあり、地元の私達は、危機感を持ち続けているのが実際のところです。
しかし、多くの課題がある中で、年々、新しい店舗が増えて います。
長い間、シャッターが閉まっていた場所やふつうの居宅だった場所、倉庫だった場所、駐車場だった場所に、新たな店舗や宿泊施設ができ、10年前に比べたら、新世界の総店舗数は、かなり増えているでしょう。
そんな中、最近オープンした新しいお店を紹介しましょう。
■ 東横INN 通天閣前の隣に、11月1日より、「カコクラ」というスタンディングバーがオープンしました。
「タコクラ」という店名は、たこ焼きとクラフトビールを合わせたものだそうです。
たこ焼き、ビール、カクテルなどがあり、カラオケも楽しめるお店で、深夜2時ごろまで営業しています。
スタッフの方によると、新世界で働いている方や東横INNに宿泊している方が来られたり、夜遅くまで賑わう日が多いようです。
新世界は、深夜になると、24時間営業の串かつ屋さんはありますが、ほとんどの飲食店は閉まり、夜11時を過ぎると、かなり人通りも少なくなります。
深夜営業をするお店が増えることで、終電の時間が過ぎても、新世界で楽しむお客さんが増えるでしょう。
■ 一方、新世界市場の南入口には、「DRAGON COFFEE」というお店がオープンしています。
新世界市場で開催しているWマーケットの出店者の中から、特に人気があった出店者に対して、Wマーケットによる開業支援が行われ、長い間、シャッターが閉まったままの場所に「DRAGON COFFEE」という店舗を作ることができました。
周辺の雰囲気には似つかわしくないぐらい、おしゃれな外観、内装のお店で、コーヒー焙煎とガラス細工を行なっています。
コーヒー生豆を自らハンドピックして、自家焙煎し、こだわりのコーヒーを提供しています。
コーヒーと一緒に、ピーナッツや焼き芋を提供しているそうですが、これらも品質にこだわり、自ら煎ったり、焼いたりするそうです。
店主さんによると、以前、体調を崩したことがあり、それ以降、身体のために食品にこだわるようになったそうで、自らの経験が、店舗に生かされているのが解ります。
ガラス細工は、一般的な金額より安く販売しているそうです。
今後、ガラス細工体験も企画していくそうです。
今まで店舗が開いてなかった時間帯、今まで店舗が無かった場所に、新しく店舗ができ、ひとつの店舗がきっかけに、また新しい店舗ができ、点から線へ、そして面へと広がり、それが街の発展になります。
これからの街の動きを期待していきたいと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
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