新世界町会連合会は大阪観光局の依頼により、全国の中学生、高校生の体験学習を受け入れています。
新世界での体験学習の案内は、大阪観光局が発行する「大阪参加体験プログラム」に記載されていて、新世界以外にも様々な商店街、施設、企業などが企画を出しています。
体験学習の内容は、生徒達が地元から特産品を持ってきて、新世界の商店街内で販売する商人体験。
または、商品サンプリング、観光パンフレット配布、アンケート調査など、地元の観光PR活動があります。
新世界では、10年程前から始まった企画で、今では年間6〜7校の参加があります。
ところで先日、今後の体験学習について、大阪観光局の担当者と打ち合わせをしました。
商人体験などは修学旅行の一環で行われることが多く、早い段階から問い合わせがあり、来年の仮予約も入っているそうです。
新世界は平日でも多くの観光客が訪れ、外国人観光客の比率も高いのが特徴です。
中学生の商人体験では、商品を買って行かれる外国人観光客もおられます。
学校で習った英語を駆使して外国人観光客とコミュニケーションをとる生徒達もいます。
商品説明や手書きのPRポスターにも英語や中国語などを併記するとか、そのような工夫をすることで、インバウンドへの対応も含めた商人体験を進めていくべきだと、観光局の担当者からアドバイスをいただきました。
担当者は、新世界での商人体験の特徴を打ち出していくことが大事だとおっしゃってました。
また、観光局の方と話をすると、大阪のインバウンド状況など、幅広い話を聞くことができ、たいへん参考になりました。
観光局の方のアドバイスを今後の商人体験、そして街の活動に生かしていきたいと思います。