夏休み真っ只中、新世界が多くの観光客で賑わう中、8月1日、2つの新しい飲食店舗がオープンしました。
また新しい串かつ屋さんができたのかと思われると思いますが、全く違う業種です。
■ まず一軒目、「タピオカセンター&可愛いギャラリー」というお店です。
場所は、串かつ「だるま」本店の前の路地を入ったところです。
タピオカ専門のお店で、HOME HOSTEL OSAKA の直営店になります。
本場台湾の味わいを感じてもらえるのが「特性2層タピオカミルクティー」だそうで、それを注文しました。
タピオカもちもちした食感が、本当に美味しく、おすすめです。
店内はギャラリーにもなっていて、出店者は定期的に変わるそうです。
小さなお店ですが、台湾本場のタピオカとアート作品も楽しめるお店です。
是非、お立ち寄りください。
■ 一方、新世界の名物娯楽であるスマートボール店の横にもスイーツ屋さんかできました。
スマートボール「ニュースター」の直営店で、「スマートボール屋のスイーツ」という店名です。
オススメは、新世界うまっプリンとタコシューです。
タコシューは、たこ焼きの形をしたシュークリームで、上にかかってあるのはチョコレートです。
新世界には数多くの串かつ屋さんがありますが、カフェやスイーツのお店が増えてきているのが、今の新世界の動きでしょう。
ところで、この10年、外部からの参入で、串かつ店など新しい店舗が増え、商店街の発展の大きな原動力になりました。
今も外部企業の参入がますます増える新世界ですが、この2軒の新しいお店は、そこのオーナーさんの息子さんが新規オープンしました。
他の商店街と同様、新世界にも後継者不足という問題があり、昔からの店舗が減少してきましたが、この数年、そこの店舗の息子さんが戻ってきて、新しい店舗を構えるという現象が起きています。
昔の跡継ぎのイメージは、親がしていた商売をそのまま継ぐという形でしたが、時代も変わり、来訪者も変わる中、業種を変えて、お店をオープンするのが特徴に感じます。
今から12〜13年前、私達の世代が、新世界の活性化に向けた活動を始めました。
その目標のひとつが、” 私達の息子や子孫が新世界で商売してみようと思えるような街にしていこう ” というものでした。
今の新世界の賑わいが、私達の活動の成果だとは思ってませんが、ほんの少しでも貢献できたかもという気持ちです。
外部からの参入店舗、そして、新世界で育った若い世代が、新世界の発展に向けて、共に頑張っていける街になることを期待していきたいと思います。