「地域活動協議会」という名称を聞いたことありますか?
インターネットで検索したら、すぐに調べることができますが、簡単に説明します。
「地域活動協議会」とは、おおむね小学校区を範囲として、地域団体やNPO、企業など地域のまちづくりに関するいろいろな団体が集まり、話し合い、協力しながら、さまざまな分野における地域課題の解決やまちづくりに取り組んでいくための仕組みです。
具体的には、次のような点を備えたさまざまな活動主体の連合組織を、地域活動協議会として位置付けています。
■おおむね小学校区域を単位として活動することを基本としていること
■地域住民の組織をはじめ、ボランティア団体、NPO、企業など地域のまちづくりに関するさまざまな活動主体が幅広く参画していること
■民主的で開かれた組織運営と会計の透明性が確保されていること
■特定の分野ではなく、防犯・防災、子ども・青少年、福祉、健康、環境、文化・スポーツなど広く地域のまちづくり全般を活動対象としていること
ところで先日、新世界地域活動協議会の会議が行われました。
新世界でも様々な地域活動があり、新世界地域活動協議会の枠組みでの催しもたくさんあります。
他の地域と違うところは、新世界は観光地であり繁華街です。
そのため、街の賑わいを趣旨にした催しが、比較的、多いのが新世界の特徴かもしれません。
■新世界夏祭り「だんじり・神輿巡行」
新世界の店舗の皆さん、地元の子供たち、外部からの参加者、総勢200人を超える人たちで巡行を盛り上げます。
■新世界フライングキッズ/ダンスを通じて子供たちに新世界に親しみを持ってもらえることを目標にしています。
■食事サービス/地元の高齢者の皆さんが、月に1回、集まって昼食を食べてコミュニケーションを深めます。
■新世界折鶴教室/日本の文化である折り紙を通じて、外国人とのコミュニケーションを深めることを目標にしています。