3月3日、平成最後の雛祭り、新世界シアター朝日では、昭和歌謡を歌うアイドル「あさひめ」のワンマンコンサートが開催されました。
昼の部(13時30分〜)と夜の部(17時〜)の2回公演でした。
私は夜の部に行ったのですが、予想以上のお客さんの数で熱気がありました。
関係者の話では、昼の部は立ち見が出たぐらいの入場者数だったそうです。
2015年、映画館のあとを改装し、朝日劇場に隣接した「新世界シアター朝日」がオープンし、それを機に「あさひめ」が誕生しました。
結成当時はメンバーも6人だったのですが、現在は2人で頑張っています。
人数は減っても歌唱力もあり、アイドルというより、若手の実力派歌手といった感じです。
ワンマンコンサートでも振り付けもまじえながら、元気いっぱい、懐かしい昭和歌謡を歌いました。
ゲスト出演した吉野悦世さん、大河内智子さんも「あさひめ」のワンマンコンサートを盛り上げました。
吉野悦世さん、大河内智子さんといえば、通天閣歌謡劇場にも出演していた方で、当時の通天閣歌謡劇場を思い出すほどの素晴らしいステージになりました。
1989年から通天閣の地下で開催していた歌謡劇場が、2013年に閉館しました。
閉館してから、もう6年になるんですね。
通天閣歌謡劇場は、新世界に根付いた文化のひとつでもあり、高齢者のお客さんを中心に、根強い人気がありました。
新世界シアター朝日での「あさひめ」ワンマンコンサートにも、通天閣歌謡劇場で見かけたお客さんもおられ、懐かしく感じました。
また、「あさひめ」の歌手としての成長も感じ、本当に素晴らしいステージで、胸が熱くなりました。
新世界に根付いた文化である歌謡ショーは、時代が変わっても根強い人気があるようです。
吉野悦世さん、その後輩の「あさひめ」、これからの新世界での歌謡ショーを引っ張っていってほしいと思います。
新世界が生んだ昭和歌謡を歌うアイドル「あさひめ」のこれからの活躍に期待しています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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