昨日、2月27日(水)、福島県相馬市立 向陽中学校の生徒達、26名による商人体験が新世界で行われました。
生徒達の住む地域の特産品を生徒達によって販売するという企画で、大阪観光局から新世界町会連合会が依頼を受けて開催しています。
年間6〜8回ぐらい、10年ほど前から新世界でも行われるようになりました。
今回は比較的、少ない人数だったので、販売場所は通天閣下 わくわくランド入口横の一箇所で行いました。
午前9時30分、生徒達が通天閣下に到着。
始まりの会で、販売についての諸注意があり、その後、準備に取り掛かります。
生徒達が手描きした特産品販売のPRポスターを販売場所に貼りたいということになり、少しなら大丈夫だろうと思いましたが、元気溢れる生徒達によって、なかなか見事な貼りっぷりでした。
遥々、福島県から商人体験に来た生徒達ですから、きっと通天閣さんも多めに見てくれるでしょう。
ところで、ほとんどの場合、開催時間は午後が多いのですが、今回は朝9時30分〜12時、午前中の開催ということで、比較的、観光客の数も少なく、売れ行きが心配でした。
しかし、生徒達の積極的な販売活動で好調な売れ行きでした。
商品を持って、新世界内を行商するグループもあり、短い販売時間を有効に使ってました。
また、商品の種類もお菓子などが多く、お手頃な値段設定で、地元の商店主さんや観光客にとって買い易かったようです。
外国人とのコミュニケーションにもチャレンジできました。
生徒達の頑張り、先生方も一生懸命、商品は完売、見事な商人体験でした。
課題といえば、電卓を持ってきてなかったので、幾つもの商品を購入したお客さんに対して、計算に苦労してたようです。
商人体験の担当者としては、今後、他の学校の商人体験に向けて、電卓のことはアドバイスしようと思います。
初めて訪れる場所での商人体験は、生徒達にとって貴重な経験になったと思います。
物を売ることの経験だけでなく、人とのコミュニケーション、そして地元のPRや特産品販売をする上で、郷土に対する知識も必要で、郷土愛を培うことにもなるでしょう。
商人体験に参加した福島県相馬市立 向陽中学校の生徒の皆さん、お疲れ様でした。
★Twitter@shinsekaizyoho
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