先日も掲載しましたが、大阪観光局の依頼により、新世界町会連合会は全国から中学生、高校生の体験学習を受け入れています。
主な内容は生徒達の地元の特産品販売を行う「商人体験」や生徒達の地元の「観光PR活動」です。
新世界は、全国から海外から多くの観光客が訪れる街であり、特産品販売を行いながら、観光パンフレットなどを配布することで、様々な地域の人達に生徒達の郷土のことを知ってもらうきっかけになるでしょう。
そのためには、まず、生徒達が販売する商品や郷土の歴史などについて勉強し、郷土の魅力を再発見することが、商人体験をする上でいちばん大事なところであり、そこから郷土愛が生まれるでしょう。
生徒達は商人体験によって、商品の販売の仕方、釣り銭の渡し方、お客さんとのコミュニケーションなど、貴重な経験をすることになりますが、一方では「郷土愛」を培う場でもあり、社会人になってからも故郷に愛着心を持ち、それが故郷である町や村の活性化の礎になるでしょう。
私は10年以上の間、商人体験の担当をしてますが、生徒達にとっての商人体験を行う意義の奥深さを感じるようになりました。
今年も幾つかの商人体験が決まりつつありますが、今年始めての商人体験が、2月27日に開催することになりました。
福島県相馬市立 向陽中学校から26名(予定)の生徒達が新世界で特産品販売を行います。
販売場所は、通天閣下 わくわくランド入口横の一箇所です。
時間は朝9時30分〜12時を予定しています。
雨天決行
生徒達にとって、生まれて初めて訪れる街での特産品販売は、不安もあると思いますが、最初は緊張気味だった生徒達が、しだいに積極的に行動するようになり、短い時間の中で生徒達が成長していく様子を見ることができます。
生徒達が商人体験を通じて、新世界に親しみを持ち、素晴らしい思い出を作ってもらえたら嬉しいです。
写真は過去に通天閣下で行われた商人体験の様子です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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