先日、新世界をぶらぶらする時間がありました。
ずっと新世界にいますが、何かとバタバタしていて、ゆっくりと新世界を歩くことが少ないもんです。
歩いてみて、いちばん気になったのが、解体・建設工事の進捗状況です。
通天閣から南へ約50m、以前はアルドーレというパチンコ店がありましたが、解体後、建設工事が始まってます。
これらの場所に、どのような店舗や施設ができるのか、少なからず情報が入ってますが、ブログでの公表は控えたいと思います。
十年一昔と言いますが、2〜3年ぶりに新世界に訪れたら、今まであった店や施設が無くなり、街並みの変貌に驚かれる人が多いです。
これらは、ほんの一例です。
小規模の店舗や住居など、新しい店舗に変わったり、民泊になってることも珍しくありません。
他の商店街でも同じだと思いますが、店主の高齢化、後継者がいない、街の変貌の裏には様々な事情があると思います。
しかし、新たな店舗などが増えていくことで、商店街は息を吹き返し、活性化していくのも事実です。
ところで、通天閣から南西50mほどの場所にある焼肉「原軒」さんは、夕方から営業されるので、昼間はシャッターが閉まってます。
そのシャッターに、下のような絵が描かれてますが、これの意味、ご存知でしょうか?
10年程前、原軒のマスターに教えてもらいましたが、これは、大西ユカリさんと、SHINGO☆西成さんのコラボ曲「二人の新世界」を表したものだそうで、右上には歌詞の一部も書かれています。
「出会う前から同じ焼肉屋」、もちろん原軒さんのことです。
2008年に、イラストレーター、アーティストであるBOXER JUNTAROさんによって描かれた作品だそうです。
10年経っても変わらない、大西ユカリさんとSHINGO☆西成さんの「二人の新世界」、原軒さんのシャッターの前を通るたびに、どこかホッとした気持ちになります。
新世界をぶらりと歩いてみたら、変わりゆくもの、変わらないもの、無くなってしまったもの、どこかホッとするもの、様々な光景を眺めながら、一抹の寂しさを感じる今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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