年末年始から十日戎の期間が終わり、ようやくひと段落という店舗が多いと思います。
ようやく私も、今年の街の活動に動き出す気持ちになってきました。
新世界町会連合会は大阪観光局が推進する「大阪参加体験プログラム」に登録し、中学生や高校生の体験学習を受け入れています。
8年〜9年程前だと思いますが、大阪観光局(当時は大阪観光コンベンション協会)から中学生、高校生が新世界で思い出を作ったり、体験したり、何か取り組みをしてほしいと新世界町会連合会に依頼があり、私が商人体験の受け入れ担当をすることになりました。
まず、大阪観光局から、「○○学校から新世界での商人体験の希望があります」という連絡がはいります。
連合会が受け入れ可能と判断したら、その旨を大阪観光局に伝えます。
その後は、学校の先生、または旅行代理店の担当者と話を進めていきます。
しかし、修学旅行などで大阪に来られる学校は、かなり遠方の場合が多く、東北や北海道から来られる場合もあります。
事前に、新世界の下見をしたり、新世界で打ち合わせができることは少なく、ほとんどが電話かファックスでの打ち合わせになります。
過去の販売の様子については、「新世界」の情報ブログを遡って、商人体験についての記事を見てもらうようにしています。
限られた時間内での商人体験ですから、商品の種類や数量、値段も売れ行きを左右します。
電話やファックスだけの打ち合わせは、なかなか現場の雰囲気が伝えきれないこともあり、商人体験の直前までバタバタすることがあります。
初期の頃、釣り銭を持ってきてなかったり、値札の用意を忘れていたり、それも販売し始めてから気が付いたり、いろんなことがありましたが、現在では事前の打ち合わせで、できるだけ細かいところまで確認します。
商人体験によって、物を売ることの難しさ、売れた時の喜びを感じることができ、初めて出会う人とのちょっとしたコミニュケーションなど、生徒達の積極的な行動が売れ行きにも繋がります。
商人体験は生徒達にとって貴重な経験になっているようで、毎年、新世界で商人体験を実施する学校も増えています。
商人体験や観光PR活動など、5月までに5校ぐらい予定されています。
商人体験の日程など詳細は、後日掲載します。
これからも多くの生徒達が、商人体験を通じて、新世界に親しみ、思い出を作ってもらえたら嬉しいです。
下の写真は、昨年、一昨年の商人体験、観光PR活動の様子です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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