通天閣、串かつに次ぐ、新世界の３番目、４番目の楽しみ方☆

年末年始、新世界は多くの観光客で賑わいました。

大阪を代表する観光エリアでもあり、最近は新世界及び周辺地域にホテルやホステル、民泊など宿泊施設が増え、大阪の観光拠点にもなってきています。

日本人の観光客にも外国人観光客にも当てはまることですが、新世界にこれだけ多くの観光客が訪れるのは、大阪の観光ルートに入るようになってきたことも一因でしょう。

１月４日の夕方、通天閣は５０分待ちでした。

ＵＳＪ、大阪城、海遊館、道頓堀など大阪の観光スポットを巡る中に新世界も組み込まれているようです。

初めて新世界を訪れる観光客は、まずは通天閣、串かつは必須、そしてお土産物店、ほとんどの人はこんな感じの楽しみ方になるでしょう。

その後、他の目的地へ向かう人が多いように感じます。

先日、ある商店主さんは、「通天閣、串かつ、お土産物だけでなく、新世界にはまだまだ多くの楽しみ方があるので、ゆっくりと新世界を満喫してほしいですね」と、おっしゃってました。

これは、将来に向けて、新世界の課題のひとつにも感じます。

逆に、私が旅行者の立場になれば、新世界だけでなく、いろんな観光スポットをまわりたいので、ゆっくりと新世界だけに時間を費やすことができないのは納得ですね。

移動しながら楽しむ方法として、飲食物のテイクアウトも増え、歩きながら飲食する人が目立つようになりました。

串かつ屋さんでも、紙コップに串かつ５本ほど入れてテイクアウトできるお店もあるようです。

特に若い世代の観光客の皆さんは、時間的にも費用的にも合理的な使い方になっていて、時代の流れを感じます。

そんな中でも、観光客の滞在時間を少しでも長くして、通天閣、串かつに次ぐ、３番目、４番目の楽しみを見つけて、新世界を満喫してもらえる街に発展、成長していけたら嬉しいです。

各店の取り組みはもちろん、商店街としても街の魅力を発信していくことも重要になっています。

今までは無かったのですが、新世界の地元から情報発信する公式ホームページの必要性も感じます。

2025年、万国博覧会が大阪で開催されることが決まり、今まで以上に、新世界が魅力ある街になることを期待します。