今年8月、通天閣本通商店街にあるビルの2階に、ダーツバーがオープンしました。
若い世代のお客さんが多く、新世界で働く若い世代の人達も遊びに行ってるようです。
深夜も営業してるので、深夜型の私もちょこちょこ行ってます。
さて、その店でアルバイトしている女子大生、すずかちゃんが、来年1月から世界一周するという話を聞きました。
バーの店長さんの勧めもあり、世界一周する前に、新世界を一周して、すずかちゃんに新世界の魅力を満喫してもらおうということになりました。
題して、
「世界一周する前に、新世界一周を楽しみましょう!」
という企画で、年末年始、ブログ連載をすることになりました。
大阪在住のすずかちゃんですが、通天閣に上ったことがないそうで、なにわともあれ、通天閣展望台へ!
展望台にある三代目ビリケンさんに、世界一周を安全に達成できるよう足の裏をなでて、お願いしました。
初代ビリケンさんが大阪に登場したのは明治45年(1912年)。
新世界に開業した遊園地「ルナパーク」にあったホワイトタワー内に設けられた「ビリケン堂」で展示されていたと、文献には記載されてます。
昭和54年に二代目ビリケンさんが登場。
通天閣の展望台に鎮座し、御利益があるとして〝足の裏〟をなでる人が後を絶たず〝足の裏〟のすり減りなどが進んだため、平成24年5月、通天閣並びに新世界100周年を記念して新たに現在の三代目ビリケンさんが新調されました。
ルナパークの施設内にあった初代ビリケンさんは、ルナパーク閉館後、行方不明になっていて、現在も見つかってません。
もちろん、100年前のことですから、初代ビリケンさんを見た人もおられません。
初代ビリケンさんは何処へ、ちょっとしたミステリーですね。
ところで、なぜ、ビリケンさんに願い事をする時、足の裏をなでるのか解りますか?
ビリケンさんは手が短くて、自分で足をかくことができないので、人に足をかいてもらたら、すごく喜んでくれて、願い事をかなえてくれる。
という説があります。
皆さんもビリケンさんの足の裏をなでて、願い事をしてみてはいかがでしょうか。
通天閣展望台には「ビリケンコレクション」のコーナーがあり、自由の女神、チャップリン、スパイダーマン、ポパイなどに扮したビリケンが並んでいます。
なぜか、すずかちゃんはビリケンコレクションにハマっていて、スマホで写真を撮ってました。
通天閣の中をスマホで動画を撮りながら歩いたり、たぶんインスタのストーリーにアップするのでしょう。
今時の女子の行動を実感しました。
売店ではビリケンさんのストラップも購入、世界一周するときのリュックに付けるそうです。
こんな感じで、「世界一周する前に、新世界一周を楽しみましょう!」の連載をお正月期間にしていきたいと思います。
お楽しみに!
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※ 当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。