1903年、大阪で第五回内国勧業博覧会が開催され、今の新世界と天王寺動物園、天王寺公園一帯が会場になりました。
その後、博覧会場が天王寺動物園や天王寺公園として整備され、1912年には新世界に一大娯楽施設「ルナパーク」が開園しました。
新世界は2012年に100周年を迎えました。
天王寺動物園は全国で3番目にできた動物園で、2015年には開園100周年を迎えました。
現在、新世界は浪速区、天王寺動物園・公園は天王寺区に分かれてますが、長い歴史を共に歩んできたエリアです。
新世界と天王寺動物園は隣接してますが、行政区分があり、なかなか交流を深める機会が少ないのが現状でした。
実は、今から十数年前のことですが、天王寺動物園にサバンナゾーンがオープンした頃、新世界の町会の人達、約70名で視察をしたことがありました。
新世界に住みながら、天王寺動物園に行く機会がない人も多く、有意義な視察になりました。
時代が流れ、新世界には新しい店舗が増え、新たな人達、若い世代の人達が新世界で働くようになりました。
新世界と隣接する天王寺動物園についても深く知らないことが多く、先日、新世界援隊のメンバー約15名で視察を行いました。
ふつうに動物園を見学するのではなく、天王寺動物園さんの協力で、飼育員さんと一緒に一般では入れない施設なども見せていただきました。
クロサイの施設では、餌を与えることも体験しました。
「ふれあい動物園」の見学もさせていただきました。
動物園を楽しめるよう、様々な企画が用意されています。
コアラ舎では、一般の人は入れない、間近でコアラを見ることができました。
ひと昔前、平日に天王寺動物園に行った時、入場者が少なく閑散としていた記憶がありましたが、今回、12月の平日でしたが、入場者の多さに驚きました。
話によると、半分ぐらいは外国人観光客だそうです。
今の天王寺動物園の状況を知ることができたり、貴重な体験をすることができたり、様々な動物を飼育するという仕事の難しさ、苦労話などを直接聞くこともできました。
新世界と隣接してる天王寺動物園ですが、実際に行ってみないと解らないことがたくさんあります。
有意義な視察をすることができ、動物園のスタッフの皆さんに感謝します。
新世界と天王寺動物園が共に発展できるよう、協力関係を築いていけることを期待しています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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