毎週第3日曜日は、「新世界着物DAY」ということで、12月16日(日)が、今年最後の新世界着物DAYになります。
着物レンタル業者らでつくる「現代着物協会」が中心となり、和装で新世界を楽しもうと、今年5月から始まった企画です。
最近、私は新世界着物DAYに参加している方々とも知り合いになり、先日、日本舞踊の先生が、うちの店「BUNGA CAFE」に立ち寄ってくれました。
これから、新世界にあるホームホステルで、外国人留学生に踊りを教えるそうで、その前に、腹ごしらえをされました。
おそらく、日本舞踊教室というより、日本舞踊体験という表現の方が適してるでしょう。
先生が、BUNGA CAFEで注文されたのは、ボリュームがあるものということで、ロコモコでした。
確かに、これは食べ応えがあります。
ハンバーグ、タマゴ、ライスなどがついたハワイの料理です。
日本舞踊の先生によると、ホームホステルでは、外国人宿泊客のための日本舞踊の教室も開催したことがあるそうです。
しかし最近、日本舞踊を習う若い世代の日本人が減少してきたようです。
一方、外国人観光客には人気が出てきたそうです。
昭和30年〜40年代、日本が高度経済成長の時代、日本舞踊、小唄、芸者さん、三味線などの文化が新世界にも根付いてました。
昭和30年代、通天閣の下で、一回だけ盆踊りが開催されたことがあり、大盛況だった様子が解る写真が、私の家に保管されてます。
十日戎の日には、新世界からも宝恵駕が出ていて、ある割烹料理屋さんの前で撮った宝恵駕の写真を見たことがあります。
羽振りのいい時代だったんですね。
私が小学生の頃、新世界に住む祖父の家に行った時、小唄のおっしょさんが来られていて、祖父が三味線に合わせて小唄の練習をしているのを見たことがありました。
小唄というものが、当時のステータスでもあったようです。
着物や和装をする機会も多かったと思います。
日本舞踊の先生と話をして、古き良き昭和時代を思い出しました。
新世界着物DAYは、古き良き昭和を感じる企画でもあり、また、和装で新世界を楽しもうという新たな魅力発見の場でもあります。
是非、関心がある方は、新世界着物DAYに参加してみてはいかがでしょうか。
■ 第8回新世界着物day
12月16日(日)
当日2回の集合場所と時間を決めています。(集合写真)
【PM1:00・・・通天閣王将の碑前】
【PM3:00・・・ビリケン神社前】
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