今年も残り一ヶ月を切りました。
12月は、何かと用事が多く、バタバタする時期ですね。
一年が過ぎるのが、年々、早くなっていくように感じます。
新世界には新しい店舗が増えていますが、新しいお店の店長さんから、「年末年始の新世界はどんな感じですか?」と、聞かれることがあります。
確かに、今年になってからオープンしたお店も多く、年末年始の様子は気になるところでしょう。
新世界の場合、12月になっても、クリスマス一色という雰囲気はなく、特別に忙しい経験はありませんでした。
クリスマスやハロウィン、バレンタインデーなど、新世界でも盛り上がるようにしていくことも今後の課題のひとつだと思います。
クリスマスが過ぎ、12月28日頃から、観光客が増え、年末年始の長期休暇は多くの人で賑わいます。
最近では、元旦から営業する串かつ屋、飲食店、物販店が増え、1月4日頃までは、各店舗、忙しいようです。
ある串かつ屋さんの店長によると、12月に入ったら、年末年始に向けて、アルバイトの募集を始めるそうです。
どの店も人材確保がたいへんみたいですね。
ちなみに、通天閣でもアルバイト募集が始まってるようです。
詳しくは、こちらの求人サイトをご覧ください。
地元の私にとっては、多くの若い世代の方に、新世界で働いてもらい、新世界に親しみを持ってほしいと思います。
そして、1月9日〜11日の3日間も新世界は多くの人で賑わいます。
この3日間、何の日かわかりますか?
南海高野線「今宮戎駅」からスグの場所に、今宮神社があります。
毎年1月10日には、今宮戎神社のお祭りである十日戎が行われ、1月9日は宵宮、10日は本えびす、11日は残り福、この3日間、今宮戎神社は参拝客でたいへんな賑わいになり、約100万人が訪れます。
今宮戎神社は、兵庫県の西宮神社と大阪の堀川え神社と合わせて、3大戎と呼ばれています。
江戸時代には、大阪が商業の町として「天下の台所」と言われるようになり、江戸時代中期から今宮戎神社のお祭りである十日戎が盛んになったそうです。
今年は、三日間とも平日になり、ピークの時間帯は、14時頃から23時頃までと推測され、境内に辿り着くのがたいへんなぐらい、ごった返す時もあります。
下の写真は、以前、私が参拝した時のものですが、いつも比較的空いてる時間に行くので、境内へはスムーズに入れます。
「今宮戎神社 十日戎」で検索してみてください。
十日戎の歴史、参拝客でごった返す境内の様子が解ると思います。
今宮戎神社から徒歩でスグの場所にある新世界にも参拝客の流れがあり、多くの人で賑わう3日間になるでしょう。
十日戎、通称「えべっさん」が終わるまで、新世界は忙しい日が続くというのが、年末年始の傾向です。
外国人観光客が増え、新世界及び周辺地域には宿泊施設も増え、業種によっては違う傾向があるかもしれませんが、ざっくりと年末年始の傾向を書いてみました。
新しい店舗のみなさん、参考になれば嬉しいです。
そして観光客のみなさん、年末年始、大阪に来られたら、是非、新世界にもお立ち寄りください。
★Twitter@shinsekaizyoho
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