毎週日曜日、新世界市場で開催している「Wマーケット」は、すっかり定着してきたように感じます。
「Wマーケット(WEEKEND PRICELESS MARKET)」は、日本では珍しい「値札のないマーケット」で、話題のフリーマーケットです。
各商品の値段はお店の人との交渉により決定するなど、市場の「セリ」のような感覚で買い物が楽しめます。
新世界市場はシャッターが閉まったままの店舗が増え、Wマーケットの出店は、閉まったままのシャッターの前を有効利用しています。
cafe・雑貨・古着・インテリア、ちょっぴりサブカル系まで、多種多様なポップアップストアが週替わりで出店しています。
そして、Wマーケットの継続によって、シャッターが閉まったままの状態を脱却し、賑わいのある新世界市場へ復活させていくという大きな目標があります。
主催者によると、開催を継続していく中で、いくつもの課題や改良していくことがあるようですが、ひとつずつ問題を解決しながら進めておられます。
そのひとつ、会場である新世界市場の北入口に垂らしてあるオレンジと黄色のテントが、今月からWマーケット開催時には上に巻き上げられるようになりました。
下の写真を見ても解るように、テントが巻き上げてある状態の方が、市場の中がよく見えて、開放感があります。
新世界市場の商店主さんにとって、入口のテントは日常の風景であり、テントがあることのブラス面やマイナス面について、それほど意識してなかったと思います。
Wマーケットの主催者の提案がきっかけになり、新世界市場内での議論の結果、開催時にはテントを上げることになったそうです。
開催時にテントを上げる、小さな動きに見えますが、これらひとつひとつの動きが、街を変える動きに繋がります。
入口のテントを巻き上げること、それは大きな変革であり、大きな前進に感じます。
また、Wマーケットの来場者からは、新世界市場の場所が解りにくいという声もあるそうです。
私と主催者が雑談をしている中で、最寄り駅からWマーケットの会場までの道案内の動画を作ったらどうかという話になりました。
先日、「通天閣→Wマーケットの会場」「地下鉄恵美須町駅 3番出口→Wマーケットの会場」まで、2パターンの案内動画の撮影が行われました。
撮影に協力してくれたのは、新世界でも活動している昭和歌謡を歌うアイドル「あさひめ」の2人です。
予定では、12月初旬に、Wマーケットのホームページ、YouTubeにアップされるそうです。
新世界市場の場所が解らない方、動画を観て、あさひめの2人と一緒にお越しください。
あさひめの皆さん、Wマーケットの主催者の方、お疲れ様でした。
動画の完成を楽しみにしています。
次回、Wマーケットの開催は、11月25日(日)です。
☆新世界市場 Wマーケット 公式ホームページhttp://w-market.jp
★Twitter@shinsekaizyoho
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