地下鉄堺筋線「恵美須町駅」3番出口から通天閣まで続く「通天閣本通商店街」は、昔から新世界の北入口でもありました。
1912年、新世界に一大娯楽施設「ルナパーク」が開園した当時、下の写真の恵美須門は当時の恵美須通り、今の通天閣本通商店の北端にあったと言われています。
恵美須門の奥には初代通天閣がそびえ立っているのが見えます。
その通天閣の下をくぐり抜けた向こうに、ルナパークが広がってました。
恵美須門のすぐ近くには大阪市電の恵美須停留所もあり、当時は新世界の表玄関として、恵美須通りは最も栄えた場所だったようです。
通天閣本通商店街では、この数年で新しいお店が増えていますが、100年以上も続く老舗の蕎麦屋さん「総本家 更科」は、観光客だけでなく、常連さんも根付いたお店です。
「総本家 更科」さんの表に、下のようなポスターが貼ってありました。
平成30年12月14日(金)、新世界・総本家 更科にて、『蕎麦と浪曲の会』が開催されるようです。
通し口演は「浪曲忠臣蔵」、開演前には忠臣蔵の四十七士にちなんで「特製討入り蕎麦」が47名限定でいただけるそうです。
更科さんの定休日である金曜日を使い、「蕎麦と浪曲の会」を開催しますが、更科さんの店内ですイベントを行うのは、かなり珍しいことです。
音楽イベントや落語会、ハロウィン、クリスマスなど、他の店舗でも様々なイベントが開催されてるようですが、創業100年を越える総本家 更科さんでの浪曲会は、特別な趣きがあるでしょう。
詳しくは、ポスター内の連絡先、または、更科さんにお問い合わせください。
★Twitter@shinsekaizyoho
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