通天閣のライトアップは、台風21号によるネオン管の破損や電気系統の故障により、9月5日より消灯してましたが、本日、11月1日から再開されるそうです。
(下は試験点灯した時の写真)
地元店舗の皆さんにとって、待ちに待った再点灯です。
通天閣のライトアップの写真を撮る観光客にとっても嬉しいことでしょう。
通天閣のライトアップ再開は、本日、11月1日 18時〜23時05分。
11月1日以降は通常通り、大阪の日没時間15分前〜23時05分。
ところで、新世界に観光に来られた人が「通天閣の真下に行ったら、天井に綺麗な絵が描かれていて、写真を撮りました。インスタ映えしますよね。」と、おっしゃってました。
通天閣の天井に絵が描かれていることの意味とか、ご存知なかったようです。
「通天閣の天井、あれは何の絵ですか?」と聞かれたこともありました。
新世界には、全国から、海外から多くの観光客が来られてますが、ほとんどの人は、新世界や通天閣の歴史的なことまで解らないでしょう。
この数年、新世界には新しい店舗が増え、多くの若い世代の人達が働くようになりましたが、通天閣の天井画のことを知らない人が少なくないようです。
というわけで、今日のブログは、通天閣の天井画について、簡単に説明しましょう。
1912年、新世界では、初代通天閣を中心に、一大娯楽施設「ルナパーク」が開園しました。
初代通天閣の天井には、下の写真のような天井画が描かれてました。
現在の通天閣は、2代目になります。
2代目通天閣では、2015年5月、初代通天閣にあった天井画が復刻しました。
天井画は八角形で縦横が約17メートル。
この新たな天井画は、1944(昭和19)年に解体された初代通天閣の天井画でも広告企業だった「クラブコスメチックス(当時は中山太陽堂)」が寄贈しました。
画題は「花園に遊ぶクジャク図」で3羽のクジャクなどが描かれています。
天井画は四方からライトで照らされ、夜になっても鮮やかな天井画を観ることができます。
通天閣の真下に来られたら、目線を上に、天井画をお楽しみください。
また、通天閣3階には、1912年当時の新世界、ルナパークのジオラマが展示されてますので、是非、ご覧ください。
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