通天閣本通商店街にある「総本家 更科」は、大阪の観光名所「新世界」で、100年以上の歴史を持つ老舗そば店です。
お店に漂う雰囲気は別格であり、古き良き時代を偲ばせます。
私が子供の頃は、祖父に連れられて、よく行ったものです。
新世界の歴史と共に歩んできた老舗そば店「総本家 更科」で、つい先日、ある事件が起きました。
テレビのニュースや新聞でも報道されましたが、今月15日、庭に置かれていた3体の鶴の銅像のうち1体が盗まれました。
(大阪日日新聞)
店主によると銅像は、およそ50年前、先々代の店主が西成区の料亭から譲り受けたもので、客からも親しまれる店のシンボルだったそうです。
防犯カメラには犯行の様子が映っているそうですが、窃盗の目的などは不明だそうです。
私にとって、更科さんの庭に置かれた3体の鶴の銅像は、あって当たり前の存在で、店の雰囲気の一部として馴染んでました。
鶴の銅像が置かれるようになった謂れについては、ニュースで初めて知りましたが、代々引き継がれてきた鶴の銅像に、店主さんの思いを感じます。
地元住民にとっても寂しい出来事で、鶴の銅像が戻ってくることを願っています。
ところで、「総本家 更科」の蕎麦は真っ白な麺で、蕎麦の中心だけひいた粉で打った麺だそうです。
今の新世界は串かつが有名ですが、もっと昔から新世界の名物店として営業されてきました。
ざるそばの味わいは格別、麺にこだわる「総本家 更科」にお越しください。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※ 当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。